少しでもマシな気分に:解説『引き寄せの法則 お金と健康』エイブラハム銀本 仕事編1

前回の記事:必要なのは「繰り返し」

今回からキャリア、つまり仕事や職業について書いていきます。

このサイトにおいても仕事のコーナーで仕事や転職についてあれこれ書いておりますが、

働く上では仕事に対する態度というものが、 かなり重要になってまいります。

「仕事をする=お金」ではない

殆どの人が仕事を「金を稼ぐために嫌々するもの」とみなしているでしょうが、

子供の頃から家や学校で 「あれをやれこれをやれ」 「あれになれこれになれ」 と、自分の意に反したことを命令され続けていれば…

「人から評価されるには嫌なことをしなきゃいけない」 「人から評価される=お金を稼ぐこと」 「お金を稼ぐには嫌なことをしなきゃならない」 という考えになるのも、無理はありません。

たとえ「俺はそんなことはない!」と否定しても、 心の奥底にはそういう考えがこびりついているものです。

その証拠に、今でも私はサラリーマンなぞやっております… きっと上のような洗脳が、まだ残っているためでしょう…

ブラック企業からの脱出した私の事例:少しでもマシな気分に

そんな私もブラック企業在籍時は今よりまだ酷く、 上のような考え方に100%染まっておりました。

その結果得られたのはお金ではなく、さらなる嫌なこと、さらなる苦しみだったのです。

散々ブラック三昧の日々を過ごした挙句、 もうこんな苦しみは沢山だったので、 藁をも掴む思いでこの銀本を読んでみると…

何と! 「今の職場でよい気分になりましょう」 「今の職場の肯定的側面を見つけましょう」(共にP.306) などと書かれているではありませんか!

「ふざけるな!何であんな糞会社で良い気分になれるんだバ〜カ!」 などと思ったのですが、 「”欠乏”という場所にいれば、いくら転職しても結果は同じ」 とも書かれておりました。

これには経験上、大いに心当たりある(私の体験談参照)ので、 「チッ、しょうがねぇなあ」と思い、 当時のブラック職場の良いところ(マシな部分)を、「肯定的側面の本」などに列挙していきました。

※このとき注意してほしいのは、「上司が親切で優秀」などと、 心にもないことを無理やり書かない、ということです。これは本書にも書いてあります。

こんな感じで自分がマシだと思う部分を列挙していくと、 何故か分からないけど、 「まぁネットサーフィンしにいくと考えればいいか」 「ネットサーフィンして金がもらえるんだからいいじゃん」 と、考え方が変わり気分も少しマシになったのです。

※引寄せ云々においては、この「マシな気分になる」というのが とても重要!と分かったのは数ヶ月後。

そしてその数ヵ月後、本当にそのブラック職場から脱出することができたのです。

その間に特に何をしたという訳でもないのに、 何故か分からないまま、あれよあれよとコトが運んでしまいました。

要は、仕事に対する態度や定義が変われば、職場も変わってしまうということです。

現在、私は仕事や職場について、

と考えております。

多少の抵抗はあるものの、 まあこの態度なら今の職場が合っているのかなあと考えております。

とにもかくにも、思考とそれに対する感情は、 ブラック時代と大きく変化したことだけは確かです。

引き寄せと仕事のまとめ

次回はもう少し本書の内容について書いてまいります。

追記

ただ、私の場合は上手くいったのですが、 ブラック企業で過労死された方々の場合は 一体どうだったんだろうなどと考えてしまいます。

そういうことを考えると「ブラック企業許すまじ」 という気分になるのは、私が修行不足だからでしょうか。

もう一つ、こういった類の本には「全部自分のせい」「全部自己責任」なんて書いてありますが、 辛いときにこの思考にのめり込み、自分を責め続けると、鬱病を発症したりするので、 この辺はいい加減な私みたいに中庸(ほどほど)を行くか、 多くとも6〜7割くらいでやっていくのが良いと思います。

感情と行動とギアチェンジに続く。

生きる上で大変ためになる記事一例

引き寄せに関する大変素晴らしい記事一例

...