六郎の旅日記上越編 春日山城跡と岩の原葡萄園

今回は上越について簡単に書いてまいります。

山梨で生活して1年以上経ったある日のことでございます。

長らく海を見ておらず、魚も食べていない私はついに我慢できなくなり、 どこか海沿いの町に行こうと考えておりました。

そこで上越市に観光案内を請求したところ、「どうぞいらっしゃい」という手紙とともに、 パンフレットがどっさり届いたのです!!

その親切さに感動した私は、長野を縦断して上越へと向かったのでした。

上杉謙信の春日山城跡

上越といえば上杉謙信というわけで、春日山城跡です。

天守閣跡へ行くには、ちょっとした山登りが必要で、 さすが信長の野望で難攻不落とされていただけのことはありました。

春日山城の謙信像
春日山の麓にある謙信像
春日山城参道
これを攻め落とすのは大変そう
春日山城頂上
振り返るとこんな感じ

春日山の麓にある歴史資料館みたいな所へ行くと、 受付の人に強引に映像ルームへ連れて行かれ、 「越後の龍 上杉謙信公物語」みたいな映像を見せられました。

「敵に塩を送るという慈悲の行為に対し、さしもの信玄(呼び捨て)も 謙信公の寛大なお心に感服せざるをえませんでした」などという、 ひたすら謙信を持ち上げるプロパガンダフィルムでしたが、 なかなか面白かったです。

行った年かその前後あたりで、大河ドラマの舞台だったためか、 春日山周辺はやけに観光に熱が入っていたのが印象的でした。

春日山神社
麓にある春日山神社。ご神体はもちろん上杉謙信

高田城と高田の町

一方こちらは「捨て童子」こと松平忠輝が住んでいた城、高田城です。

高田城

石垣が無い城で有名らしいですが、行った当時は全然気付きませんでした。

郊外にバローやイオンのでかいのがあるため、高田の町はこんな感じ。

越後高田の町
う〜んこの

岩の原葡萄園のワイン蔵

岩の原葡萄園

川上善兵衛というワイン界では偉い人が開いたワイナリーです。

岩の原葡萄園ワインセラーの門
100年くらい前からあるワイン蔵の扉
岩の原葡萄園ワインセラー
中はこんな感じ
マスカットベリーAが誕生した場所

この葡萄園を開いた川上善兵衛という人、 日本のワイン製造に大変貢献された方で、 マスカットベリーAという品種を開発したり、 荒地になっていた山梨の登美の丘ワイナリーを再建したりと 色々と活躍されています。

登美の丘から眺める甲府盆地
登美の丘ワイナリーから見た甲府盆地

山梨にワイン製造の技術伝えたり新品種の葡萄を普及させたり、 果てはワイナリーの経営を建て直されたりと、 敵に塩を送る以上のことをされた川上博士は、 まさに人間の鑑といえるのではないでしょうか。

売店にはワインが色々売られていますが、 やっぱりマスカットベリーAの赤ワインがお勧めです。

新潟名物ナポリタン

新潟名物ナポリタン
ピンボケ

上越のバローでは、新潟名物ナポリタンを食べることができます。 ナポリタンというのは、焼きそばにミートソース?をかけたもの。

帰宅した後もう一度食べたかったので自宅で作ろうと、 冷凍やきそばにレトルトのミートソースをかけたら、 それらしい味になりました。

幻魚と越後の酒

上越には初夏に訪れたのですが、訪れた時は気温と湿度が かなり高かったのです。

なので食事の際に冷酒を頼んだのですが、辛口で冷たいため飲みやすく、 空きっ腹のままキューと一気に飲んでしまいました。

するとどうでしょう、いきなり膝にきたではありませんか。 その後はもうめちゃくちゃで、時価の刺身とか注文してしまいました。

刺身はどれも美味しかったのですが、 本物の甘エビと変な貝が印象に残っております。 あと、幻魚とかいう変な魚を焼いたものも素晴らしく、 シシャモみたいなのですが、味はシシャモをさらに濃厚にした風で、 とても酒がすすみました。

結果、当時ではとんでもない額のお勘定を済ませ、 その後1時間くらい夜の上越をフラフラしておりました。

夜の直江津駅
直江津駅
直江津の町
豪雪のため、アパートの構造もこんな風
直江津の信号機
もちろん信号は縦
直江津のアーケード
歩道にも屋根がある

そして翌日、戸隠に行き山道で迷ってしまうのでした。

上越だけで山梨半個分

というわけで、上越には有名な城跡があるし ワイナリーはあるし酒はあるしスキーをする山もあるしで (スキー発祥の地は上越らしい)、 上越ひとつで山梨の国中分に匹敵するのではないかと思ってしまいました。

さらに北に行けば佐渡や新潟市なんてあったりして、 やっぱ新潟はすごいなあ、などと思ってしまいましたが、 冬は恐ろしいことになるので行きません。

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