もう京都はこりごりだよ〜

しかし7年後、再び京都暮らしに

ニート脱出記10 京都脱出編

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東大を目指す

大学を辞めて身軽になった私は、 これから何をしようかと考えていました。

「働く以外で何かないかな〜」と、四条をウロウロしていると、 書店に「代ゼミ東大プレテスト!」というポスターと 申し込み用紙が置いてあるのを見つけました。

何に引かれたのか分かりませんが、 「東大かぁ…東大行けばこの人生を変えられるかなぁ」 と思い、申し込み用紙を持って帰りました。

持ち帰った申し込み用紙をまじまじと眺めながら 「オレの人生、今までロクなことが無かったよなぁ。 東大に入れば、何か変わるかもしれんなぁ。」という考えや、

そして、やらずに後悔するよりはやってみて後悔した方が良いだろうと、 東大受験を決意したのです。

<2015追記>
こんな感じで、私の東大受験は始まってしまったのだ。 その後人生変わったかというと、エゴ的な劣等感が収まったとか、 社会的な肩書が付いたとか、金が増えたとか、人生の状況は変わったけど、 本質的な部分は変わっていない気がします。 まぁ投下資本以上の金は既に稼いだので、別にいいんじゃない(適当)

決意はしたものの…

東大受験を決意したものの、酒は相変わらず飲んでいました。 12月に開催された代ゼミの東大プレには、 二日酔いのまま、ほぼ無勉で臨みました。

国語:現代文は何となく読める
数学:全然分からん
世界史:キーワード作文なんて全然分からない
地理:やったことないし、何でこんなものやらなきゃいけないんだ
英語:分からない単語が沢山

全然分からないし、試験時間だけは長いし、 国語の時点で早くも戦意喪失状態でした。

しかも、生活のリズムが滅茶苦茶だったので、 昼間起きているのが辛く、テスト中何度も寝てしまいました。 しかし、そんな酷い状態でも、高校時代のように 途中で試験から逃げ出すことはしなかったのです。

理由は分かりませんが、私の中に「何としても人生変えたい!!!」 という強い意志があったのだと、今では思います。

酒の量が増える

東大プレを受けた後、その惨憺たる有様に 「やっぱ東大なんて無理なのかなぁ」 「オレなんて、何をやっても無駄なんだ」 という思いが去来してきました。

そんな思いを消す為に、酒を大量に飲んで 景気付けに、久々にゲームやることにしました。 買ってきたソフトはPSの「FF9」で、発売から大分経っていましたが、 まだやったことがなかったので、やることにしたのです。

酒のグラスを片手に、攻略サイトを見ながら、 不眠不休でゲームを進めていきました。 そして、何十時間の後、ラスボスを倒し、 エンディングを見ることができたのです。

エンディングを見終わった私の第一声は「あ〜つまらん」でした。 なんでこんなムービー垂れ流しの、クソみたいなゲームをやっているんだ俺は、 ゲームなんかやっても、現実が変わるわけないだろう と、酒でグチャグチャになった頭で考え、 プレステ、セガサターン、ドリキャス、スーファミと 持っていたハードを部屋の中央に並べました。

そして、バットで一つずつ叩き壊し、ゴミ袋に放り込んでいったのです。 ソフトも全てゴミ袋に投げ入れました。

ついでに、最初の大学で使用していた 関数電卓や、数学の教科書など、下らない思い出の品も 全部捨て、スッキリした気分になりました。

そして問題集を買ってきて、マジメに勉強… するかと思いきや、酒を飲みながら、ネットに向かっていました。

どうせ1年じゃ東大なんて受からんし、もうどうにでもなれということで、 酒の量も1日でウィスキー1本以上になっていきました。 最初にイカスミスパゲティを肴にワインを飲んだときは、 ワイン1本で吐いたのに、もうこの時は、ワイン2本空けても酔わず、 その上でウィスキーを飲まないとやってられなかったのです。

ニート故郷に帰る

そんな時、実家から電話がかかってきて、これからどうするのか聞いてきました。 私が、「東大受ける」と答えると、好きなようにやっていいから、 実家に帰ってこいと言われました。 そして、父が部屋の引き揚げを手伝いにくるというのです。 そんなもん1人でできるし、何で来るのか理解できなかった私は 「どうせ説教垂れに来るんだろう」と思いました。

父親なぞの手を借りたくないというので、 映画『リービング・ラスベガス』でニコラス・ケイジが演じた アル中の如く、酒を飲みながら不眠不休で、部屋を片付けていきました。 テレビ、机、パソコン、ギターアンプ等はリサイクル業者へ、 布団は縛ってゴミ捨て場へ、自分でも驚くくらいのスピードで 片付けることができました。

そして、ガランとした部屋の中、私は酒と安定剤を飲みながら 父親を待っていました。 部屋に来た父親は、説教の一つも言うこともなく、 ただ「帰ろう」と言って私を連れて帰りました。 部屋の壁は酒ビンを投げたり殴ったりで、穴だらけになっていたのですが、 それについても何も言いませんでした。 丁度、桜が咲き始めていた頃、私は父に連れられ、京都を後にしたのでした。

普通なら感動するところかもしれませんが、 酒で頭がどうにかなっていた私は 「これからどうなっちゃうんだろう…」 という不安でいっぱいでした。

京都駅に到着した時、新幹線の出発までまだ時間があったので、 「ちょっと待って」と父親に告げ、アバンティの書店で黄チャートなどの 1年間生死を共にする問題集と参考書を買い、不安の中実家に帰りました。 実家に帰って、酒を断ってしばらくすると、頭の調子も元に戻ってきました。

<2015年追記>

酒で頭がボケても、7日間止めれば脳細胞の増殖が倍になるそうだぜ! みんなも酒やめようぜ!!まぁ止めたら止めたで虫の夢とか背中が痺れるとか、 離脱症状が色々出るけど。

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