自分の感情に正直に:引き寄せの基本5

前回の記事:放っておくことの威力

今回は、引き寄せで重要と言われている感情について。

引き寄せに対する大きな誤解の一つに 「ネガティブな感情だと悪いことが起きるので、無理矢理ポジポジにならなきゃいけない」 なんてものがあり、「キラキラ☆ハッピー系」の本やサイトなんてそればっかだし、 私も一時期そのように誤解してカオスな記事を書いておりました。 (恥ずかしいからリンクはしない。自分で探して頂戴)

糞にクリームを塗ってもケーキにはならない

そもそも引き寄せに限った話をすると、大切なのは感情よりも 「自分の願望を明確にして実現させること」の方で、 感情なんてものはそれをガイドする道具の一つに過ぎない、ということです。

自分の欲しいもの、やりたいことを明確にするためには、 そのガイドに従う必要がある、感情に対して正直になる必要があるし、 自分の感情と正直に向き合わないと、 自分が何を欲しているのか分からなくなります。

丁度かつての私のように、本心では仕事なんてやりたくない、 楽して楽々儲けたいが本音なのに、 そういった思考やマジメに働くことに対する違和感みたいな感情を必死に押し殺して、 無理矢理「仕事は楽しい」「仕事が生きがい」なんて思い込もうとしたら、 結局ロクなことにならなかったのと同じ?です。

そんなわけで、自分の内面を観察して、 今、自分が何を感じているのか正直に読み取りましょう。 別にネガティブな感情でも構わないし、どんな感情でも「元は同じ」です。 (ペインボディに気付くとペインボディ自体が覚醒の手助けになるというのも、 「元は同じ」だからだと今では思う。これ以上は分からんけど)

ただ、自分の感情を読み取るには『ニューアース』くらいは必要になるかもしれない、 引き寄せ本だけでは限界があるのは「内観」みたいなものが書かれていないから かもしれない、と今では思っております。

でもやっぱり怒ったりしない方が良い

いくら自分の感情に正直になれといっても、じゃあ怒ったときは 怒りたいだけ怒り、妬むときは妬みたいだけ妬むのが良い人生かというと、 私としてはそれは違うと思うし、それは感情に呑まれた人生であると 言わざるをえません。

上で「感情は道具みたいなもの」と書きましたが、 道具に振り回されるのはナンセンスだと思うわけで、 道具を使うための訓練くらいはした方が良いんじゃないでしょうか。

その辺の訓練は、当サイトでも散々紹介している『もう不満は言わない』や 『ニューアース』でやれば充分だと思います。

適当に訓練をやっていくうちに、自分がいかに下らないことに振り回されていたか、 自分がいかに外部のものと自分自身とを同一化していたか、 少しは気付けるようになるでしょう。

そして『もう不満は言わない』の作者のように、 「怒りたければ怒ってもOK。 ただし怒るのは愛犬をひき逃げされた時くらいな」 という状態に、少しの間でもなれると思います。 (たとえ元に戻っても、そういう状態を実際に経験するとしないとでは大違い)

自分の感情に:まとめ

創造のプロセスに続く。

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