映画万歳!その5

前回の記事

前回に引き続き今回も、私が生まれて初めて聞いたCDに集録されていた映画について、 好き勝手に書いてまいります。

CD収録曲一覧は以下の通りで、横線で消してあるのは既に書いた作品。

1.スターウォーズ2.スーパーマン3.未知との遭遇4.2001年宇宙の旅、5.猿の惑星、6.タワーリングインフェルノ、 7.燃えよドラゴン、8.エクソシスト、9.ジョーズ、10.ロッキー、 11.ゴッドファーザー、12.俺たちに明日はない、 13.イージーライダー、14.スティング、15.真夜中のカーボーイ、 16.明日に向かって撃て

いつものことながら、苦情は一切受け付けません!

7.燃えよドラゴン(1973)

出演:ブルース・リー、ジョン・サクソン

お前はタン・ロンかぁ?

ブルース・リー作品はニート時代に全作品見たが、『ドラゴンへの道』が一番好きで、 テーマ曲で好きなのは死亡遊戯。本作はあまり面白くない。

「死亡遊戯のテーマ曲」と聞いてもピンとこないかもしれないけど、 辰吉の入場曲といえば分かる人は分かると思う。

ジョン・サクソンはブルース・リーと共演したことを随分ネタにされたようだが (強盗にあったとき強盗にまでネタにされたとwikiにあった)、 ドラゴンへの道で共演したチャック・ノリスも同じことをされたのだろうか?

というか、チャック・ノリスにそのようなことをする勇気のある人間は存在するのだろうか? そもそもチャック・ノリスが強盗に襲われることなんてあるのだろうか?などと考えると夜も眠れなくなる。

ちなみに、『ドラゴンへの道』にハマってしまった私が、 清水寺の参道でヌンチャク(入口近く向かって右側の土産物屋。確か2500円くらいした)を買い、 部屋で振り回していたら壁に穴を空けてしまったのはここだけの秘密。

8.エクソシスト(1973)

出演:リンダ・ブレア

CDに収録されているのは例のメインテーマ曲だが、 私はエンドクレジットで流れる曲の方が好きである。

私が好きなイラクのシーン→カラス神父と母→中だるみ→カラスと悪魔とのご対面→悪魔祓いのシーンと続くので、 リーガンの病状?が悪化するまで途中は飛ばしてもOK。

首が180度回るとか緑の下呂とか、本作はホラー映画のパイオニア的存在だが、 他のホラー映画と違ってただ外見がグロいだけでなく、実話が元になっていたり、 カラス神父に対し死んだ母親についての後悔の念を想起させる精神攻撃をしたり、 十字架を辱めの道具に使ったりするところが、名作?の名作たる所以なのかもしれない。

続編もあるのだが、私が見た続編はメリン神父もカラス神父も出てこず、 神父役にレスリー・ニールセンが出てくるやつ。

成人して家庭を持ったリーガン(リンダ・ブレア本人)が、 家族と一緒にテレビを見ていると再び悪魔に憑依され、首を180度回転させて 夫に対し水撒きのホースの如く緑の下呂をぶちまけるというもの。

そして悪魔と再び対決することを決意した神父は、 テレビ番組の生放送で悪魔祓いをおこなうというストーリーなのだが、 テレビ局のセットがチャチな作りだったり、 全く面白くないギャグを延々と繰り返すので、早送りしてロクに見なかった苦い思い出がある。

まぁ序盤のリンダ・ブレア本人の顔芸は面白かったし、途中で視聴を止めた分、 市民ケーンよりはマシだったけど。 (しつこいようだが、市民ケーンについてはゴッドファーザーのところで書く)

14.スティング(1973)

出演:ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・ショウ

ラストであっと驚かされる映画の一つ。

ラストであっと驚かされるといえば、 ユージュアルサスペクツやシックスセンスが今では有名だが、 そんなのよりずっと面白いと私が思っているのが本作。

仲間を殺された若者が、その道のベテランの力を借りて復讐するというストーリーなのだが、 銃でドンパチやらずに頭を使って復讐するというストーリーが素晴らしい。

またポールニューマンや敵役のロバートショウの演技も素晴らしく、 感動した私は余勢をかって主人公が同キャストの『明日に向かって撃て』を借りてしまうのだが、 全く面白くなかったのは前々回書いた通り。

ちなみに本作のテーマ曲だが、サッカー日本代表の中継を見ていると スタンドから聞こえてくるので、本作を知らない人も曲だけは知っているはず。

15.真夜中のカーボーイ(1969)

出演:ダスティン・ホフマン、ジョン・ヴォイト

ストーリー自体はあまり面白くないが、ダスティンホフマンの名演技と ジョンヴォイトのイモ臭い演技が光るのが本作。

ラストあたりでカウボーイの衣装をゴミ箱に捨てるのは名シーンだし、 ラストのジョンヴォイトの表情も、おそらく彼にしか出せない絶妙な表情で、なんとも言えない。

今なら「この作品を、”好きなことで生きていく”と考えている全てのユーチューバーに捧ぐ」 なんていう帯を付ければ、まさにピッタリで大ウケするかもしれない。

それにしても、本作といいイージーライダーといい、 オープニングは自由と希望に溢れたものなのに、尻すぼみで暗く終わるのはいかがなものか。 「それがアメリカンニューシネマだろ」と言われればそれまでだが。

ダスティンホフマンといえば、私が中学の頃に見た『フック』という 大人になったピーターパン(ロビンウィリアムス主演)の映画があるのだが、 フック船長の役がダスティンホフマンだったことを最近知ってビックリした。

あと、ジョンヴォイトは本作のような若い頃のイモ男役よりも、 アナコンダとかミッションインポッシブルとかレインメーカーとか暴走機関車とかの、 年をとってからのヒール役の方が私は好きだし、

これを言ったらファンの人が怒るかもしれないけど正直に申し上げると、 娘の顔をまじまじと見ると父親によく似ているので、 娘も似合わないヒロイン役なんて止めてヒール役になればいかがかな。

長くなってきたので今回はここまで。

次回に続く>>

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