前回の記事:9章 インナーボディ
いよいよ最終回の10章で、
サブタイは本書のタイトルと同様「Oneness With All Life」。
今回の連載においては、
私が本書の英語版(日本語版なんてないけど)を読んだ上で記したメモを、
そのまま掲載してまいりました。
メモだけでなく説明文を書こうかとも思いましたが、
本書は殆どニューアースのダイジェスト版であるため、
ニューアースの解説文と変わらなくなってしまいます。
なので、メモ書きを見て気になる箇所があれば、
その箇所に該当するニューアース本文を読めばよいし、
著者も前書きでそのように勧めていた気がします。
ともかく、最終回のメモ書きはこちら。
10章 ONENESS WITH ALL LIFE 前半
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Underneath the surface appearance, everything is not only connected with everything else,
but also with the Source of all life out of which it came.
Even a stone, and more easily a flower or a bird, could show you the way back to God,
to the Source, to yourself.
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言語やメンタルのラベルを貼り付けず、あるがままに鳥を見たり石を手に取ったとき、
畏敬、驚嘆、不可思議な感覚が湧き上がってくる。
これが、「それであるもの」から私への「静かなる意思疎通」の本質であり、
「それであるもの」が私の背後にある本質へと投影されたものである。
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なぜエゴは役割を演じるのか?それは「私は充分ではない」という根本的な思い込みがあるから。
それに続いて「私を満たすものを手に入れるために、役割を演じなきゃいけない」
「もっと大きくなるためにもっと手に入れる必要がある」という思い込みがある。
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しかし、形あるものは無常なので大きくなろうとしても限界がきて無駄だし、
そもそも私は生命と一体で、本質的に他者より劣っているとか優れているということは、一切ない。
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どうすれば私は生命やBeingや本質から逃れることができるのだろう?
そんなことは全く不可能である。
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私は生命、真実そのものであり、それ以外の何でもない。
なので、どうやって私は生命を捨てることができるだろう?
私の「存在」を失うことができるだろう?不可能である。
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When you are in touch with that dimension within yourself
- and being in touch with it is your natural state, not some miraculous achievement
- all your actions and relationships will reflect the oneness with all life that you sense deep within.
This is love.
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Acknowledging the good that is already in your life is the foundation for all abundance.
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The source of all abundance is not outside you. It is part of who you are.
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しかしながら、外部の豊かさを認知、認識することから始めよう。
私の周囲がどれほど生命に満ちているか、自然や人間の営みを観察せよ。
その認知、認識は、私の中に眠っている豊かさを呼び起こす。
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その豊かさを放出せよ。他人に愛想よく笑いかけるなどしたとき、
豊かさエネルギーの放出は既に起きている。
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しばし自問せよ。
「ここで何を与えることができるか、この状況でどのように与えることができるか?」。
首尾一貫して矛盾なく「私は豊かである」と思っているならば、豊かだと思えるものがやってくる。
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ただし、豊かだと思えるようなものを持つ必要はない。
「既に」豊かさを持っている者にだけ、豊かさはやってくる。
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悲劇的な喪失が起きたときどうする?抵抗するかお手上げするか?
抵抗はエゴを強化し、お手上げは「そうであるもの」を受け入れた、
つまり生命に対して開いたことになる。
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もしお手上げ状態になったのなら、新しい意識の次元が開く。
行動が必要ならば、全体と調和した行動となるし、純粋な意識からの助けがある。
周囲が協力的になり助けてくれる。
10章 ONENESS WITH ALL LIFE 後半
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私が最早、一時的な形である「私」と私であるものとを混同しなくなったとき、
無限なる次元「神」が私を通して発現し、私を導いてくれる。
それは形に依存することから自由である。
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ただし、「私はこの形ではない」という知識や認識は全く役に立たない。
重要なのは「たった今、私は源を意識しているか?」ということに尽きる。
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「私は、たった今起きたことだけでなく、その中で全てが起きている、
時を超越した『内なる空間』としての今に気付いているだろうか?源を意識しているだろうか?」
と自問せよ。
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本当に平安を望むのなら、平安を望むがよい。他の全てよりも平安が重要で、
私が本当に、自分自身を「小さな無価値の私」ではなく「魂」「源」だと分かっているなら、
他人や状況に反応することなく、徹底的な観察の下にそれらに対峙する。
それらと離れようとするのでなく、それらと共にあると、自然と回答が導き出される。
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「私であるもの(意識、源)」は、「小さく無価値な私(私の思考)」ではない。
究極的には「敵」など存在しない。
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「他人、状況、そうであるものと共にある」というのは、
最早何らかの変化を起こさないという意味ではない。
変化や行動の原動力が、エゴ的な恐れや欲求からではなく、もっと深いレベルからやってくる。
「今」「源」との内なる統一が私の意識を開花させ、全てとの統一へといざなう。
全体、生命の全てが私を通してはたらく。
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私の意識の進化に対して最も助けとなる経験を人生は与える。
なぜその経験が必要だと分かるのか?それはたった今この瞬間、経験しているからである。
(もちろん「違う!そんなのデタラメだ!」と叫ぶのはエゴの声)
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どうすれば今、平安でいられるのか?今この瞬間、平安をつくることによってである。
「今この瞬間」は、生命のゲームが起きているフィールドであり、
「今この瞬間」以外で起きることはない。
一旦、今この瞬間に平安をつくれば、一体どうなるのか観察してみればよい。
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There are three words that convey the secret of the art of living,
the secret of all success and happiness: One With Life.
Being one with life is being one with Now.
You then realize that you don't live your life, but life lives you. Life is the dancer,
and you are the dance.
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全ての成功や幸せに関する人生の秘密は、3単語で表現できる。
「One With Life」である。Lifeとひとつということは、今ともひとつだということである。
そして、あなたは自分の人生を生きているのではなく、生命があなたを生きていることに気付く。
生命はダンサーであり、あなたがそのダンスとなる。
以上、今回はここまで。
一旦オシマイ。
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