はじめに:解説『悟りを生きる』

今回は『悟りを生きる』という本について書いてまいります。

何で本書を読むことになったかというと、 メールで読者の方から勧められたから。

値段を見ると1700円と少々お高く、 どうしようかと迷ったのですが、まぁ折角紹介してもらったのだから 買ってみるか!ということでAmazonで買ってしまいました。

悟りを生きる
当然ながら左は既に廃棄済み。

※購入したのは2月の上旬。 はじめに届いた本が新品にもかかわらずグチャグチャだった (Amazonではたまにある)ので、新しいのと交換してもらった。

ニューアースと同じ

そんなわけで、現在プレミアがついている本書をざっと読んでみた感想としては、 「ニューアースと同じだな」ということ。

エゴが「自己の中心」というような用語に変わっていたり、 変なメソッドがあったりするけど、言いたいことはニューアースと同じです。 (違っていたらそれはそれで面白いが)

内容を述べるのは次回にしますが、大事な3つのこととして、

が何度も繰り返されております。

それはともかく、フィーリングが合わないのかどうか知らんけど、 私的にはこの日本語訳が読みにくく、 英語版にすれば良かったなどと思ったし、

全体の構成もニューアースの方が整然としていて読みやすいので ニューアースの方が良いと思ってしまいましたが、 その辺は人それぞれでしょう。

一冊を徹底的に

このような、何とも味気ない感想になってしまいましたが、 これはひとえに私がニューアースを読み込んで、 知識においても実感においても、大体分かってしまっているからでしょう。

私がどれくらい読み込んでいるか、 当サイトの賢明な読者の方々ならご存知でしょうし、 少なくとも日本で一番読み込んでいるんじゃないの。多分。

まぁ、英語版の方は数回程度しか読んでないし、 読み込んだからといって本質に触れられるとは限らないのだけど…

※でも中村元大先生のエピソード等を鑑みるに、 膨大な量の文章を読み込むことも一つの手段だとは思う。 私なぞは中村元大先生の足元どころかそれ未満にすら遠く及ばないが。

ともかく、私が言いたいのは、受験のコーナーでは何度も言っているけど、 「色んなものに手を出すよりは、決めたものをやり込め」 ということであります。

悟りだの引き寄せだののスピリチュアル()界隈に 首を突っ込んでみて分かったことですが、 色んな本やら教材やらセミナーやらに手を出すだけで、 それで満足している人間の何と多いことか!

受験ならば試験本番で不合格になって自分の過ちに(多分)気付くのですが、 悟りやら引き寄せに定期的な試験があるわけでもないし、

ジャンキーの如く「引き寄せ中毒」「悟り中毒」になり、 インチキ教祖という名の売人にカモられて無一文になって 人間関係も破綻し、それでやっと自分の過ちに気付くことが殆どでしょう。

※もしくは死ぬまで気付かない。 「あれはダメだこれはダメだ」とハマっては飽きるの繰り返しで 状況は全く同じ、というのがカモにされる阿呆の特徴。 受験と同じく、ひとえに本人の才能が大いに欠如しているのが原因なのだが、 そういう本当のことを言ってくれる人は周りにいないし、 真実を告げても怒るだけだろう。

なので、「これだ」と決めた何かをやり込むのが重要となるわけですが、 当サイトで何度も書いている通り、 セミナーは洗脳される危険性が高いから絶対にダメで、 セミナーなんかに高い金払わずとも、数千円の本1,2冊で充分なのであります。

※本を読み込むといっても、 書いてあること全部を肯定しろということではない。 私もニューアースの内容を全部肯定していないし、 ちょっとズレてるかなと思う箇所もある。

こんなことばかり言っていたら ブームが過ぎ去って減少しているカモがさらに減ってしまい、 変な団体や自称教祖様とかから苦情がくるのでここまでにしておきますが、 薬物かポルノの如く、色んな本やらセミナーやらに金を使うのが好きな人は、 それで満足ならいいんじゃないでしょうか(迫真)。

話が脇道に逸れすぎたけど、今回はここまで。

次回から本書の内容に入っていきます。

まえがきに続く。

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