山梨編4 清里とか八ヶ岳周辺

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八ヶ岳
野辺山高原から見た八ヶ岳

今回から複数回にわたり、八ヶ岳周辺について書いていきます。

山梨側の八ヶ岳山麓に住んでいた私としては 「八ヶ岳≒山梨」というイメージなのですが、 世間の認識はそうでないらしく、 清里が「長野」の観光ガイドブックに載っていたりします。

長野側には野辺山高原、富士見高原、霧が峰や美ヶ原もありますし、 今となっては山梨でも長野でもどっちでもよい話なのですが、 私の中では「山梨=富士山」ではなく、 「山梨=八ヶ岳」というイメージであります。

※というか、富士山といえば山梨より静岡のような気が... 静岡側は御殿場や富士宮なのに対し、山梨側は樹海とか暗いイメージが... 吉田うどんは富士宮焼きそばよりも美味しいとは思うのですが。

ナウなヤングにバカウケ

まずは一番知名度の高いであろう清里周辺から書きます。

バブルの頃は東京からナウなヤングが大挙して押し寄せ、 ペンションとか大繁盛していたらしいです。 ※若い方々には信じられないかもしれませんが、 ナウなヤング達はTシャツをズボンに入れていたそうです。

私はそんなナウい時代のことなど知らないので、 初めて清里に行ったときも「静かで落ち着いて、良いところだなぁ」 という感じしか受けませんでした。

今思えば「静かで落ち着いて」いたのではなく「荒廃して寂れた」だけ だったのですが、それも「もののあはれ」な感じがして趣があるのでは ないでしょうか。

もし現在の清里も、バブル期と同じようにタレントショップが 並んでいるような場所だったら、2度と行かなかったでしょう。 駅周辺にはバブルの名残である廃墟もあるのですが、 汚いので写真に撮っていません。 「清里 廃墟」とかでぐぐれば出てきます。

というか、清里駅周辺の写真を全く撮っていないことに気づきました。 駅の中には八ヶ岳に登る際の登録書類とか置いてあります。

清里への道

そんなわけで、今ではすっかり大人しくなっている清里ですが、 東京方面から清里周辺に行くには3つのルートがあります。

1.長坂ICで降りる

これが一番おすすめ。ナビもこのルートを教えてくれると思います。 ICを降りたところにオギノがあるので、食料買ったりトイレ休憩できます。 高原大橋からの眺めも最高です。

高原大橋
高原大橋
夏の八ヶ岳
高原大橋からみた八ヶ岳
冬の八ヶ岳

2.須玉ICで降りる

須玉ICで降りて141号線をず〜っと上っていくルート。 チンタラ走る地元の軽トラとかいたりして、あまりお勧めしません。 途中に「道の駅南きよさと」があります。

南きよさとの鯉のぼり
GWの時にはこいのぼりが吊るされる

3.小淵沢ICで降りる

小淵沢ICで降りて八ヶ岳高原ラインをず〜っと走るルート。 先に小淵沢アウトレットモールに行きたい人向け。

「八ヶ岳高原ライン」などと、何とも景色の良さそうな名前ですが、 実際は曲がりくねった細道で、眺めはちっとも良くありません。 長坂ICで降りた方が、よほど良い景色を楽しめます。

4.隠しコース

上記の3つは交通量が「比較的」多く、特に観光シーズンの夏季などは チンタラ走る他県ナンバーの車によって通行を妨げられることが 大いにあります。

なので、私はいつも「隠しコース」を通って 清里周辺に行っていたわけですが、 この「隠しコース」は、のどかだし景色も良いし、 途中にお寺や滝があったり、猟銃を持ったおっさんに出くわしたり、 猿や鹿に出会えたりで、一番のお勧めコースです。

ただし、道が細く曲がりくねって時間もかかるので、県外の人、 特に平地に住んでいる人にはお勧めできません(どっちだよ)。

行き方としては、須玉ICで降りて141号線を北に上り、 「西川橋西詰」を右折、くろがねやとやまとをスルーした直後の 「若神子上」を左折し、ず〜っと進んでいけばOKです。

暇で山道の運転にそこそこ自信のある人は行ってみてください。

清泉寮のソフトクリーム

清里といえば清泉寮と、そこで売っているソフトクリームが一番有名です。

夏は長蛇の列ができていて、とても食べようとは思えませんし、 すぐに溶けてべチャっとなってしまいます。 冬の方が並ばなくて済みますし、外で食べていても溶けたりしないので、 食べるなら冬がお勧めです。

清泉寮ソフトクリーム夏
夏はすぐに溶けて垂れる
清泉寮ソフトクリーム冬
冬だと氷点下なので固まったまま
清泉寮の氷のリース
冬になると木にかけてある氷のリース。でかいのもある。

更に言わせていただくと、私としては清泉寮のソフトクリームよりも 野辺山駅近くにあるヤツレンの「ヨーグルトソフト」が好きなのですが、 こちらは冬は閉まっております。

長くなってきたので、次回野辺山高原と野辺山天文台に続く。

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