慶應大学合格者の親御さんからのメール

合格発表のシーズンとは少々時期がズレておりますが、 合格のご報告メールをいただいていたので、それを紹介します。

※本当は3月に報告いただいていたのだが、先方も私も多忙故遅くなった。 今回は合格者本人ではなく親御さんからで、お互い社会人だからね。仕方ないね。

実を言うと、今年は紹介した御二方の他にも 数名から慶應合格のご報告をいただいており、何故か慶應一色の年でありました。 来年は早稲田イヤーかな?

それはともかく、いただいたメール本文。

件名:合格のご報告です

東大六郎 様

貴サイトの大ファンの者です。 本日は、私、ではなく、私の息子の合格について報告及びお礼申し上げたくメールいたしました。

慶應大学の理工学部です。第一志望は東大の理1でこちらはダメでしたけど、そんなに進学校ではない ところから東大を目指すこと自体希少でしたし、滑り止めと称して受けた慶應も、周囲からすれば 全然滑り止めではないですので、大成功の部類であることに間違いはないです。 (実質上の滑り止めは、東京理科大とマーチのセンター利用でしたし、これらは難なくクリアーでした)

私自身は50代前半のサラリーマンでして、貴サイトを知ったのも当然のごとく受験関連ではなく、 今から7年前に、ニューアース解説の検索で貴サイトにたどり着いた、 いわゆる成人向けコーナー(爆)目当ての口です。

そちらの方は毎回更新の度に興味深く拝読いたしております。 今回は、そちらではなく息子の合格の件となりますので、こちら方面のお話は割愛させて いただきますが、そのうちにでも、改めてファンレターのようなものを認めたいと思っております。

今回受験に成功した息子は、メンタルが弱く、色々と考えてはいるものの、 自信不足でくよくよ悩むことが多く、親としても心配の種でした。

勉強の方も、学校の成績は良いが、一発勝負の受験に怖気づいてしまいなかなか勉強が手がつかず、 志望校も決められないという状況が一昨年来続いていたところでしたが、 そのころ、私が六郎さんのサイトを紹介したところ食い入るように読み漁り、 おかげでかなり気が楽になったと本人の口から聞いたときはホッとしたものでした。

で、六郎さんにかなり影響を受けたらしく、志望校もいきなり東大!としてきたときには、 ハテ効果があり過ぎたかな?と少し焦ったりもしましたが(それ以前は東工大でした)、 目標を高くするということが、後々の結果を生み出すことと相成りました。 結果として東大(理1)はダメでしたが、東大を目標とした勉強をしていなければ、 慶應も受からなかったと思います。

六郎さんのお陰としか言いようがありません。本当にありがたいことです。

悟りシリーズも面白いです。私も人にこういった話題を話すとき、 どの程度ぶっちゃけて話したらいいのか、今手探りで思案中なのですが、 六郎さんのお話には、いつも本質的な部分に気づかされます。

今後の益々のご発展をお祈り申し上げます。

慶應大学合格画面
合格証ではなく合格発表の画面。 合格証はご子息本人が持っているだろうから、仕方ないね。

回答

以上、合格者の親御さんからのメールでございました。

この度は御子息の合格、まことにおめでとうございます。

折角合格されたのに現在は遠隔授業とのことで色々大変でしょうが、 大学生活をエンジョイしていただきたいと思います。

本ケースは親御さんが当サイトを御子息に紹介されて、 当サイトを読んで御子息がやる気を出され、 結果慶應に合格されたとのことですが、 考えてみるに、報告者様の御子息に情報に対する取捨選択能力が優れていたことが 合格の一因として挙げられるのではないでしょうか。

どういうことかというと、 当サイトは一応「高貴なサイト」と自称他称されておりますが、 「水清ければ魚棲まず」という言葉の通り、 あまりに高貴過ぎても誰も寄り付かなくなるため、 所々に変なネタ(意味深)を織り交ぜてバランスをとっているのも事実でございます。

ただ、このような私の意図を理解していない人間がおり、 そのような変なネタ(意味深)だけに食いついてきたり、 「感動しました」などという安物の打ち上げ花火みたいな 薄っぺらい感想を送ってきてその後何の音沙汰も無しとか、 そんなのばかりで大いに嘆き悲しんでいたというのは以前書いた通り。

ここで今一度明確にしておきたいのは、 私があのようなネタが好きで嬉々として書いているわけでは決してなく、 読者の取捨選択能力を試して本質を見極めることができる読者だけに届けるために、 心を鬼にして血の涙を流しながら書いているということで、

このことは賢明な読者の方なら既に気付かれていると思いますし、 実際、今回のご報告者様の御子息のように、 必要な情報を見極めることができた人間こそが栄光を掴むわけであります。

以上、何だかよく分からない感じになってきたし、 何が高貴なサイトじゃいと思うのですが、

というのは嘘偽りのない、本当のことであります。

最後に、ご報告者様にはあらためておめでとうございますと申し上げ、 今回はここまで。

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