ブラック企業から公務員に転職成功された方からのメール

久々の読者様からのご報告メール。

今回は、ブラック企業を脱出されて公務員に転職された方からのメールで、 公務員に転職して人生万々歳かと思いきや、そうはならなかったお話。

まぁでも、ブラック企業にいる方には何らか得るもの、 何かに気付くきっかけとなるものがあるかもしれません。

それではいってみましょう。

ただし、かなり長いです。

メールの内容

東大六郎さま

初めまして。いつも楽しく拝見させて頂いております。私T.Yと申します。 今日は六郎さまに感謝の気持ちをお伝えしたくてメールを送らせて頂きました。 六郎さまのサイトとニューアースに出会い、 「いまに在る」ことの素晴らしさに気づき、安らかな気持ちで日々過ごしております。 ありがとうございます。

以下に私が六郎さまのサイトにたどり着いた経緯 (というか私の半生みたいなもの)を長々と書いてまいりますので、お読みいただければ幸いです。

私は地元の国立大学を卒業し、 地元ではそれなりに儲かっている民間企業に経理職 (営業が嫌だったので消去法で経理に応募しました)として就職しました。 上司や同僚は優しく楽しい職場でしたが、会社はブラックでした。

サービス残業は当たり前(私は周りを無視して残業代を申請していましたが)、 有給を使わないのが美徳、会社主催の運動会やら祭りやらに強制参加させるクソな会社でした。

給料はそこそこよく、仕事自体は嫌ではなかったですが、 私が仕事がさばけないのか量が多過ぎると感じていたのと、 上記のようなクソな要素が嫌で仕方がありませんでした。

職場は皆仲が良く、上司は優しくてユーモアがあり面倒見がよく、 当時新入社員だった私によくしてくれて尊敬しておりました。 人は良いけれど会社はクソという、なんともいえない葛藤を抱えながらなんとか耐えておりました。

しかし、その上司は頻繁に土日や休みの日に無給で出勤しており、 私にそれを強制したりはしませんでしたが、 私には同じように働くのは無理だと感じました。

上司は、自分は仕事が好きだから苦ではないとおしゃっていましたが、 ブラック企業に洗脳されていたのかもしれません。

他の多くの社員もブラック特有の思考に洗脳されていたようで、 20日連続で出勤しているなどと自慢げに語っている始末で、 「残業したくない!休日出勤は嫌だ!有給使いたい! こんな会社で一生奴隷として働くのは嫌だ!」と常々思っていた私は、 入社3年目に退職を決意しました。

仕事を辞めて何になるか答えは出ていました。「公務員になる!楽そうだから(笑)」

学生の頃から公務員になりたいとは思っていたものの、 公務員試験の勉強するのが嫌で面接だけで入れるからという理由で民間企業を選んだのです。 上司にだけは「仕事とプライベートのバランスの取れる公務員になりたい」と オブラートに包んだ表現で正直に話し、上司は私の気持ちを理解してくれ、 円満に退職することができました。

上司や当時の同僚とは会社を辞めた後も交流があり、 たまに電話で話したり何度か飲みにも行きました。 ブラック企業で苦しみはしましたが、気の合う人達と巡り合えたことはよかったと思います。 (上司は自分の会社が好きだとおっしゃっていたのであまり悪くは言いたくないのですが、 私はブラック企業だったと思っております。)

辞めた後は実家に帰り、近所の公務員学校に通うことにしました。 最初は何から手をつければいいか全くわからなかったので、 ネットで勉強のやり方を調べ、評判の良い参考書や問題集を購入して勉強しました。 (六郎さまのサイトに書かれている「気軽に繰り返す」 「書いて覚える」等の勉強のやり方は、私がやっていた勉強法と共通点が多いと感じております。)

本当に合格できるのか、どこにも受からなかったらニートになるのではないかと不安でいっぱいでしたが、 自分を信じて半年間勉強し、市役所に合格することができました。

当時の私は「やった!これで楽になれる!勝ち組!(笑)」などと浮かれておりましたが、 本当の地獄の始まりは役所に入ってからでした。

最初に配属されたのは「生活保護課」でした。名前のとおり生活保護を担当する部署です。 私は絶望しました。 「なんでよりによって生活保護なんだ?! めちゃくちゃきつそうじゃあないか!最悪だ!」などと不満たらたらでした。

実際汚れ仕事そのもので、生活保護受給者の対応はもちろん、 病院、介護施設、警察、裁判所等の関係機関とのやり取りに辟易しておりました。

人件費節約ためか職員の数が足りておらず、 1人で何百世帯もの受給者の担当をさせられ、業務過多の残業三昧で私が想像していた 楽な公務員とはかけ離れた環境でした。

有能な(と私が思っている)職員はさっさと定時で帰る一方で、 自分が仕事がさばけないのが原因ではないかとの思いもあり、ずっと悩んでおりました。 「自分は仕事が出来ない人間だ!もう嫌だ辞めたい! 公務員でこんなに辛いのなら日本に楽な職場なんて無いに決まっている!もういっそのこと死にたい!」 などと頭の中をネガティブな気持ちが支配しておりました。 毎朝通勤までの間「辞めたい死にたい」とパターン化された思考で頭がいっぱいでした。

なんとかしてこの苦しみから解放されたいと思い、 さばける仕事のやり方などネットで色々と調べていた結果、 たどり着いたのが六郎さまのサイトでした。 六郎さまのサイトはおもしろおかしくてわかりやすく、 私にとてもフィットすると感じました。

サイトのページを全て読み、ニューアースを購入して読み、 ネガティブな思考に支配された状態から目覚めることができたのです。

六郎さまのサイトとニューアースに出会う前の私は、 保護課の同僚から「お前は闇属性だ(笑)」などと中二病的な表現でいじられており、 実はそれを心の中でそれを欲していた、心地よいと思っていた、 自分を闇属性(笑)と同一化していたのだと思います。

しかし、「いまに在る」ことを意識し、まあ適当にやるかと気楽にやっていた結果、 いつの間にか残業は減り、同僚からは「ずっと辛そうだったのに最近明るくなった」 と言われるようにまでなりました。

現在は保護課から異動し、経理を担当する部署で適当に働いております。 (異動の希望書に経理の仕事をしたいと書きました。市民対応は嫌なので) 今の職場でも、まともに仕事の引継ぎをしてくれない前任者や、 仕事熱心な先輩職員のパワハラ等の人間関係に苦しんだ時期もありましたが、 苦しむ度に頭の中のネガティブな思考に気づくことで心の平安を保っております。

これまでの私はいつも「嫌だ嫌だ!自分はダメだ!会社ガー職場ガー環境ガー」という ネガティブな思考でいっぱいでしたが、ここ最近は特にに苦しむことなく、 生命の躍動感のようなものを感じつつ日々充実しております。

長文を垂れ流し申し訳ないのですが、自分のこれまでの思考を整理し、 六郎さまに読んでもらいたいという私のエゴだと思いますが、 衝動的にこのようなメールを送り付けた次第であります。

六郎さまのサイトが私にフィットしたのは、同じ経理職、 一旦挫折した後に勉強したこと(東大受験と公務員試験では難易度が違いますが) 等のいくつかの共通点があると感じたのも要因のひとつであると思っております。

一方的な自分語りで失礼しました。今後もサイトの更新を楽しみにしております。 本当にありがとうございます!

私の回答

ぬわ疲。

というわけで、ブラック企業から見事に脱出されて公務員になったは良いけれど、 生活保護課に回されて散々苦しまれ、 当サイトに出会ってから好転された方からのご報告でございました。

というか、当サイトに出会ったのは公務員になられた後なので、 ブラック企業脱出されて公務員になられたのは、報告者様自身の力じゃね?

もう一つ言わせていただくと、生活保護課の苦しさから状況を好転できたのも、 報告者様自身の力じゃね?と思うわけです。

そう!今まで何度も言っているように、 当サイトには何の力もなく、ただ読者様の中にある力を喚起させるだけであり、 人生を変える力を持っているのは、他ならぬ読者の方々自身である、ということです。

変な例えをすれば、当サイトはZippoやデュポンの石みたいなもんで、 オイルやガスが入っているのは、他ならぬ読者の方々の内である、ということであります。

※そもそも、当サイトが本当に力を持っているなら、 当サイトの読者は、何千人いるか何万人いるか知らんけど、 皆全員淫夢厨とかになっていても良い頃である。 しかも丁度1年前、『四つの約束』の解説の中で敏感ふと○ら君について書いたのに、 結局ちっとも流行らなかったじゃないか。

「自分を変えることができる”力”は自分の内にある」

これを理解し実感できている人は強いし、人生を好転させることが大いに可能なのですが、

理解し実感できていない人は、自分以外の何かに依存し、自分の力を明け渡し、 あっちへ依存、こっちへ依存と、人生振り回されることになるのです。

※それは当サイト程度のものだけではなく、 エックハルトトール、ラマナマハリシとかも全部そう。 スピ系や宗教、哲学等に限らず、健康や経済的状態といったものも同じ。 参考にするは良いけど依存すると泥沼化する。

報告者様におかれましては、おめでとうございますの言葉と共に、 「自分の人生を変えられるのは自分だけ」を常に意識してください、と申し上げます。

ご報告メールがかなり長かったので、私の戯言はここまで。


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