地獄の強制お見合い ブラック企業脱出記9

前回の記事:地獄の山梨ブラック企業

前回に引き続き、この記事は私の当時の感情を再現しています。

汚い言葉に抵抗のある人は、すぐに「戻る」ボタンを押して、 この記事は読まないでください。

万が一読んだ場合、苦情は一切受け付けませんし、 実のところ、今となっては良い思い出と化しております。

地獄の強制お見合い

雑用ばかりやらされて、唯一の楽しみといえば仕事中の居眠りと ウンコどもの目を盗んでのネットサーフィンという生活を送って半年後、 ウンコ1号が、あるチラシを持ってきました。

そこには「○×工業会 婚活パーティ」などと書かれているではありませんか。

工業会の付き合いで、このパーティに参加しろとウンコが言うのです。

貴重な休日を何でこんなもんに使わなきゃいけないんだと思ったのですが、 悲しいかなウンコ1号の命令には逆らえず、しぶしぶ参加することになりました。

当時の私にも 「まぁもしかしたら、かわいい子とかいるかもしれないし...」 などという、淡い期待や下心があったことは否定できません。

そしてパーティ当日、その淡い期待や下心が、 いかに的外れなものであったか思い知らされることになったのです。

ライダー助けて!

当時の私は30代前半、というか30ちょいだったので、 参加者も全員30代前後かなぁと思っていたのですが...

なんと!女は全員がババアお年を召された女性の方ばかりだったのです! そこはまるで、パーティ会場というよりも「中学か高校の参観日」といった感じでした!

若作りした田舎バ○ァ一色!

ヒェ〜ッwwwww

会場に入った瞬間、もう逃げ出したい衝動にかられたのですが、 食べたものをリバースしないように最新の注意を払い、 2時間だか3時間だかを耐え忍ぶことしかできませんでした。

最後にお気に入りの相手の番号を書いて番号が合えばカップル成立! ということだったのですが、私はただ「無理です」としか書けませんでした。

ちなみに男性陣はなぜか20、30代ばかりでした。 これは一体どういうことなのでしょうか。 あと、カップルが成立したかどうかはご想像におまかせします。

2021年追記

今思い出すと、フリータイムで話していて一番楽しかった相手は司会のおっさんだった。 だって司会者だけあって喋りが上手いんやもん。 司会者のおっさんは「なんやコイツ…ホモか」と思ったに違いない。

あと随分経った今だからぶっちゃけるけど、 ここだけのナイショ話にしてほしいが、実は強制お見合いはもう1回あり、しかも今度は1対1で、 社長の知り合いとかいうのと無理やりファミレスでやらされた。 お見合いがファミレスというのがいかにも田舎ぽいし、 あの時ほど「生まれてこなければよかった」と思ったことはないね。

今思えば、誰でも年をとるものなので別に年齢がいってても良いんだけど、 それ相応の思慮分別や落ち着きもなく、ただただ幼稚であったことが、 私に吐き気を催させた原因だったのであろう。

あ、あともちろん、こういう場では「私は東大卒」などとは申しておりません!

地獄の中で冷静に考えた

こういう事態にまでなって、私はふと立ち止まって、 今の状況を冷静に考えてみることにしました。

おかしい、俺は何だかんだいって東大を卒業している、 頭もそれほど悪くないはずだ。

なのに今のこの状況は何だ。 ウンコからパワハラを受けたり、 バ○アとブリーディングされそうになったり…

何かが間違っている…一体何が間違っているんだろう…

と、こんなことを考えたわけです。

そして、いわゆる「成功本」に手を出すことになったのでした。

最終回:ブラック企業脱出!に続く。


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