ニートから1年で東大合格した私の勉強法 夏6月7月8月編

前回の記事:東大合格の為の勉強法 春編

今回は夏、6月から8月にかけての勉強について書きます。

なお当記事にも、追記として何年か後に書いた記事があるので、興味ある人は見て下さい。

6月7月8月にダレた時の勉強法

「俺は1年間ずっと集中できる!ダレることなんてない!」 という人ならばこんな記事読まなくていいのですが、6月ともなると気温も高くなるし、 ダレずに済む人は果たして何人くらいいるでしょうか?

気分転換法を見つける

4月5月は本当に真剣に勉強に取組んでいたのですが、 6月あたりから段々気温も高くなるにつれ、精神も段々とダレてきました。

「東大合格」という本来の目的を忘れ、 「こんなことやっても東大なんて受からないだろ…」とか 「なんでオレばかりがこんな辛い目に…」とか思っていました。

自分で決断したことなのだから全責任は自分にあるのに、 ニートだった私はそれが理解できていませんでした。

そして、ヤケを起こして昼間からビールを買って飲んでいました。 働かずに昼間から飲む酒は非常に美味しい!

飲んだら良い気分になって、駅のベンチやショッピングセンターの フードコートで単語帳や問題集の復習をしていました。

酒は1週間に1回くらいは飲んでいたのですが、 今思えば、これは私なりのストレス解消法、気分転換法だったと思えます。

「もし落ちたらどうしよう」とか「この勉強の仕方で本当に良いのだろうか」とかの、 将来や現状に対する不安で、受験生は否応なしにストレスが溜まります。

私の場合、そのストレスとの付き合い方が、酒を飲んで憂さを晴らすことでした。 酒を飲む時は、「これはストレス解消だから」と割り切って飲み、 決して後悔しませんでした。

「サボってしまった!もうオシマイだぁ〜!」などとは 決して思わなかったし、それによって自制心が崩壊して、 2日3日連続で飲むということもありませんでした。

皆さんも何かストレスというか、気分転換の方法を見つければ良いと思います。 ただし、

の3点に気をつけてください。

また、4月5月に「単語帳1日10ページ」とか「2週間で問題集1冊」とか 「1日6時間」程度の勉強しかやってこなかった人は、ストレス解消法などと語る資格は無いので、 4月5月の遅れを取り戻すために暑くなってきても必死に勉強しましょう。

(そもそも「何時間勉強する」という発想自体が、 落ちる人間の発想だと「勉強計画の立て方」に書きました。)

ダレた時は基礎の復習

4月5月に本当に真剣に勉強してきて、さらに 「いや、今の俺は確かにダレているけど、ストレス解消法なんて使わず、 勉強することによって合格へ前進し続けたいんだ」 と思われている方は、おめでとうございます。

少なくとも東大受験時の私よりは、受験勉強において優秀でございます。 では、そういう方たちのために、 ダレた時にやる勉強について考えてみましょう。

ダレた時に何をするかっていうと、やっぱり 今までやってきた基礎的な問題集、参考書 の復習が一番だと思います。

1回でもやり終えたことのある問題集ならば、 もう一度やる際にそんなにエネルギーを消耗しませんし、 ストレスも溜まりません。

さらに、東大といえども地理や古文のように、 基礎的なことが問われることは多いので、 基礎的なことは復習してもし過ぎることはありません。

応用問題も始めてみては

基礎の復習ばかりで飽きる、という人は 目新しい、しかも難しそうな応用問題集に 手を出すのも良いと思います。

おそらく全然解けないから、「くそ〜」という気分になり、 更なる勉強の必要性を感じるでしょうし、 逆に運良く解けたら、自分が成長していると感じることができ、 自信が付いてやる気になるでしょう。

私の場合、7月くらいから、Z会の世界史、地理の問題集や 河井塾の古文、漢文の問題集を買って東大レベルの問題を解くようになり、 自分の力の無さと更なる勉強の必要性を痛感しておりました。 7、8月の夏休みの時点で、東大レベルの問題が解けないからといって 全く気に病む必要はございません。

ただ勉強をやり続けていけば良いんです。

4、5月終了時に、お話にならない勉強量であったり、 早くもサボって脱落した人間が、受験生全体の 2割くらいいるでしょう。

さらに、夏休みの開放感などもあり、 8月終了時点で脱落する人間が、 受験生全体の5割かそれ以上いると思います。

実際にやっている人にとってみれば、 にわかに信じがたい話かもしれませんが、 やらない人間というのは、それだけ多いのです。

だからこそ、私のようなニートでも、やり続けていれば 秋には東大レベルの問題が解けるようになりましたし、 周囲の人間たちが勝手に脱落していってくれたので、 東大合格への道がグ〜ンと近づいたのです。

万が一、手を休めて遊んでしまっても、後悔だけは絶対にせず、 「しまった!」と思った瞬間から 参考書や問題集を手に取り、勉強を再開しましょう。

そして、秋から加速できるようにするために、 勉強の手を止めずに、やり続ければ良いのです。

6月7月8月、夏の勉強まとめ

東大合格の為の勉強法 秋編に続く。

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