山梨編3 身延周辺と武田の金山

前回の記事:勝沼周辺とぼんち食堂

今回は静岡寄りの、国道52号沿い身延周辺についてです。

久遠寺

身延といえば、まず思い浮かぶのは日蓮宗総本山の久遠寺でしょう。 参道沿いの駐車場は有料ですが、久遠寺に向かって右奥の方には 無料駐車場もあります。

ただ、歩いてきつい坂を上ったり下りたりしなければなりません。

坂を上ったり下りたりした後は、きつい階段を上らなければなりません。

身延山久遠寺の階段

金毘羅さんほどではないですが、運動不足の人は死ぬ思いをします。

久遠寺の階段上から

かくいう私も、ブラック企業に勤めて体力が無い時に行ったので、途中で意識が朦朧となりました。 建物はこんな感じで、福井の永平寺と同じく、田舎にある大きなお寺という感じです。

久遠寺
久遠寺境内

湯之奥金山

山梨には金山が色々あったみたいなのですが、 博物館として残っているのが下部の湯之奥金山です。

甲州金
※武田家支配下の時代には穴山梅雪が管理していたそう

金の採掘方法や精製法、金の特性などが分かりやすく説明されているのですが、 一番分かりにくかったのが「金山の一日」というビデオ。 登場人物が山梨弁で喋っているので何を言っているのか分からず、 画面下に出てくる英語字幕の方が分かりやすいという有様でした。

赤沢宿

身延周辺で一番の見所だと私が思っているのが赤沢宿。

風光明媚この上ない所で、 「TRICK」というドラマのロケ地にもなったらしいです。 (蕎麦屋に阿部寛と仲間由紀絵の写真が飾ってあった)

赤沢宿
赤沢宿の景色
崖にある集落なので、坂ばかり
赤沢宿の家

ただ、本当に自然の景色や集落の風景が綺麗なだけなので、 田舎の雰囲気とか好きじゃない人には合わないです。

付け加えておくと、赤沢宿への道のりは大変険しいです。

早川町

最後は早川町。 「早川町 奈良田」とかで検索して地図を見れば分かるのですが、 山に挟まれて何とも不安になる場所です。

52号線の飯富交差点を西に曲がり、 ず〜っと道なりに進み(途中で赤沢宿に続く道あり)、 静岡にある大井川渓谷の幅を3分の1にしたような狭い渓谷を、 ず〜っと上っていくだけの観光地です。

赤沢宿内部
最終地点の奈良田の街並み
奈良田のダム
奈良田にあるダム

もちろん、大井川みたいに鉄道など通っておりません。 ただ、自然や辺境の集落の雰囲気が好きな人には、 たまらない場所だと思います。

道沿いの店には鹿の角が格安で売ってあります。 どれくらい格安かと言うと、諏訪大社付近の土産物屋で売っている鹿の角が 一欠片2000円なのに対し、早川町で売っている鹿の角は同じ値段で 立派な角、丸々一本なのです。

まぁ、格安だからといって、鹿の角なんて使い道が無いですが… もちろん私は買いませんでした。

ちなみに鹿は山梨県内でたくさん取れるらしく、 山梨県内のレストランで食べることができます。 私は西湖のレストラン「松風」で、鹿カレーと鹿の竜田揚げと鹿のタタキと 鹿ジャーキーの、「鹿カレーセット」を食べたことがあります。

味は牛や豚や馬や鶏や猪とも違う「鹿の味」がして、 美味しいかといわれたらそうでもなく、 不味いのかといわれたらそうでもない感じです。

ただ、県の出した鹿肉処理のガイドランを読むと 「ベジタリアンになろうか」と思ってしまいます。

とにかく、山梨の山道を通っていると鹿とか猿には普通に出会うので、 ぶつからないように充分注意して安全運転を心掛けてください。

山梨では歩道に猿が出る
ワイは猿や!!!1

次はいよいよ、八ヶ岳周辺について書いていきます。

※ここまで書いてきて思うのですが、私は山梨の色々な所へ行きましたが、 それは山梨に住んでいたからであって、もし他県に住んでいたら、 わざわざ出かけて行くような場所は富士山周辺以外は無かったんじゃないかと最近思っています。 もしかして山梨って…観光県じゃない…!?

清里とか八ヶ岳周辺に続く。

生きる上で大変ためになる記事一例

引き寄せに関する大変素晴らしい記事一例

...