前回の記事:約束その2:何事も個人的に受け取らない
今回は地獄を天国に変えるための3つ目の合意「思い込みをしない」について。
思い込みというか、思考自体に問題はありません。(ある場合もあるけど)
問題は、思い込みを本当だと信じてしまうところにあります。
『アカギ』の市川戦にて、ゴミ手のアカギが中張牌を切り続けて周囲に国士狙いと思い込ませるシーンで、 「疑念が妄想を育て、妄想は恐怖を生む」なんていう描写がありましたが、
この描写は全く本章のテーマ通りで、本当のところはどうなのか分からないのに、 「ああ、これが現実なんだ。これが本当なんだ!」と勝手な思い込みをする。 ここからあらゆる苦しみ、地獄が生まれているのです。
かくいう私も、前々回の記事をサーバーにアップする時、
「こんな上品なサイトに”敏感ふとま○ら君”なんて単語を載せたら、 読者の方々から嫌われるんじゃないだろうか」
「『このサイトは上品で高貴なサイトだと思っていたのに…なんだこの敏感ふ○まら君とかいうのは! こんなサイト二度と読んでやるもんか!』とか思われるのではないか」
などという勝手な思い込みをし、それを本当だと思い込み、 記事を削除しようかとも考えてしまったのでした。
私に限らず、人は何でこんな思い込みをするかというと、 「説明不能、答えが無い」という状態が不安で嫌でたまらないから。
答えや説明がつくなら何でも良いので、頭の中で勝手な思い込みをして、 その嘘っぱちの妄想を答えにしてしまうということなのです。
なので、他人に対しても思い込みをし、自分自身に対してもとんだ思い込みをして (「俺がこうなんだから、あいつもこうだろう」 「俺は○○だから、きっとこうなるに違いない」etc.)、 それでひとまずは安心して納得してしまうのですが、 後に残るのは思い込みや妄想による苦しみだけという、皮肉な結果となるのです。
では、どうやったら思い込みをしなくなるのか、 思い込みへの対策についてですが、 「思い込みをするくらいなら、質問をして白黒つけろ」と本書には書いてあります。
上の例でいうと、「アカギ君…国士無双を狙っているね…?」とか 「敏感ふと○まら君はお好きかな?」 とかそういうことなのですが、 質問できるかできないかはケースによるでしょう。
そこで私なりの対策法を述べさせていただくと、「分からないまま放っておく」 これが一番です。
「何でこうなのかは分からんけど、こうなったんだからこうなのだろう」 「知らないものは知らない」こんな感じで充分です。
なので、上の例でいうと「アカギが何の意図があって中張牌を強打してるのか知らん」と、 他の3人が分からないまま放って強気の姿勢を続けていれば、アカギと南郷さんは東京湾に沈んでいただろうし、 私の場合でも「読者の方々がどんな感想を持つか知らない、それで上等!」これでOKなのです。
実は、充分やOKどころか、そんな「分からないものは分からん」という姿勢の方が、 あれこれウンウン考えて下らない結論を出してそれを真に受けるよりも、 宇宙意識(大いなる力)みたいなものが助けてくれて良い結果となるというのが、 これまでの私の経験から言えることです。
要は、 当サイトの核である「分からないなら分からないまま開き直れ」ということで、 やっぱ開き直りが一番なのであります。
あとは、無意識のうちに思い込みをして、 下らない答えを出そうとしている「思考パターン」に気付くことです。
「あっ!俺は今、手前勝手な結論を出そうとして、 それを本当だと思い込もうとしているな」と気付くこと。 これを繰り返せば、思い込みの頻度も減少していきます。
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