エゴとの対峙 エゴと向き合う

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前回の「目覚めの準備ができている人」に該当する人は、 今すぐ自分の中に巣食うエゴと向き合ってみましょう。

エゴと対峙する方法についてですが、やることは極めて簡単です。 自分が何を考えているかを「観察」して、 「あ、オレ今こんなこと考えているな」と「気付く」だけ。

たったこれだけなのです。 あまりにシンプルすぎて、ビックリしてしまいます。

かなり前(サイト立ち上げ当初)に書いた「恐怖と向き合う」という記事の中で その中で「恐怖の正体が分かれば簡単に消せる」と書きましたが、 エゴの場合は、エゴに囚われていると気付くだけでOKなのです。

では、どういったことに気付けば良いのか、主なものを3つ挙げてみます。

1.思考=自分

まずは「思考=自分」だと思い込んでいることに対しての気付きです。 エゴというのは思考の産物です。

思考というのはあくまで状態の一つであって、本当の自分ではありません。 (じゃあ本当の自分って何?となりますが、それは別の記事にて)

ですので、切羽詰まったり、イライラしたり、不安を感じることがあれば、 それらは全て思考の中での出来事、幻想に過ぎないので、 「あ、今”思考=自分”と考えているな」と気付いてみてください。

2.同一化

外見、経済状況、健康状態、人間関係、肩書き等々…

自分の周りにあるものは、全て「状態」でしかなく、 諸行無常、全て移り変わるものです。

そんな移り変わるものに対し執着心を燃やし、 「これが無ければ俺じゃない!」「これが無くなったら死ぬ!」 などと思い込んでいると、そんなものは全て移り変わるので、 遅かれ早かれ不幸になることは火を見るよりも明らかです。

今は、全て移り変わっていく中の一状態だということに気付きましょう。

折に触れて、 「あ、今預金額と自分を同一視しているな」 「あ、今病気の状態と自分を同一視しているな」 と気付いていけば、いかに自分が不安定なものに対して 執着していたかが分かるでしょう。

3.無意識の思考パターン

人間は今までの経験の中で学習し、行動パターンや思考パターンを構築しています。

あなたの日々の行動や思考も、無意識のうちにおこなっているものが 多くあるのではないでしょうか。

それが悪いとは言わないのですが、レッテル貼りや悪癖など、 無い方が良いものも沢山あるのです。

特に思考パターンは、比較、レッテル貼り、嫉妬など 不要なものが多数を占めているのではないでしょうか。

このような不要な思考パターンが、無意識のうちに 頭の中を占拠していることに気付いたら、 「あ、今不要な思考パターンを無意識のうちに思い浮かべているな」 ということに気付いてください。

1日にどれだけパターン通りの思考を繰り返しているのか、 カウントしてみるのも良いと思います。

エゴと向き合うといっても、ただ気付くだけ

以上、気付きについて書いてみました。 これらの気付きは、一朝一夕に身に付くものではなく、 何度も何度も繰り返してやって身に付けるものですので、 何度も繰り返しやってみてください。

やり続けていると、段々とエゴと自分との間に 空間というかスキマみたいなものができていることが 実感できるはずです。

ただ、気付いたからといって 「これはいかん!修正しなきゃ!!」とは思わないでください。

そんなことを思うと「抵抗するものは蔓延る」の法則で エゴがたちまち強化されてしまいます。

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