第1章六節から七節:解説まとめ『ニューアース』完全版

前回の記事:第1章四節から五節

前回は、「形骸化した宗教の教義なんて守ってもムダ」 「『何を信じるか』ではなく『どんな意識状態でいるか』」 ということを書きました。

今回は六節The Urgency of Transformationと 七節A New Heaven and a New Earthの2つとなり、 やっと1章が終わります。

序盤の1章だけでこれだけかかるのだから、 やっぱり年内に10章ラストまでいくのは無理な気がしてきました。

まぁ、今に集中して書いていくだけです。

1章六節 変容の緊急性 The Urgency of Transformation

まず六節の「変容の緊急性」について。

この節はニューアースに出会ってからずっと違和感を持っていて 「本当に人類は絶滅の瀬戸際なのかね」「な〜んか怪しいなあ」「絶滅したからって何だってんだよ」 などと正直今も思っていなくもないのですが、

それは本書の内容を他人事だと思って読んでいるからで、 本書を「他ならぬ自分自身のこと」として読めば、当節の記述は

私がこのまま現在の環境に押し潰され甲斐のない人生を送って死んでいくか、 それとも「意識の変容」という進化を遂げて限界を乗り越え新しい地を創造するか、決めるのは今だ!

という内容に変化し、これなら他人事には思えないでしょう。 現在生きることに苦しんでいる人なんかは特に。

なので意識の変容という進化をしようということなのですが、 「意識の変容」とは新しい信念体系やイデオロギーや神話を 頭に付け加えて記憶することではありません。

それだと形骸化した既存宗教と何も変わらないし、 そういう形あるものは必ず崩壊するというのは、 当節や前回の記事にある通り。

真の「意識の変容」「新しい意識」はそういう形を超えたところにあり、 もっと具体的?にいえば、

思考、感情、身体、経歴、肩書、所属集団、所有物などの あらゆる「形」にアイデンティティを見出し、 全体と(マインドレベルで)分断されている現状から

意識、源、空間、生命、今、全体といった 「形を超えたもの」にアイデンティティを移行させて、 全体と(マインドレベルで)再びつながることが「意識の変容」だということで、

その意識の変容をちょっと体験しただけでも効果は大いにあり、 たとえば、最早「頭の中の声」を自分だとは思わなくなるのです。

ただし、何度もしつこいですが、 「よ〜し、意識を変容させるぞ!」なんてやっても変容のへの字も現れず、

「『普通』『日常』という名の狂気や地獄を何度も繰り返している自分(エゴ)」に気付くことで、 自然と意識は変容し、ついでに意識から発現しているマインドも変化していくのであります。

1章七節 新しい天と新しい地 A New Heaven and a New Earth

やっと1章ラストで、当節は短いです。

こんな説明文があり、 「古い意識が解体すれば、それに呼応して地球の多くの場所で地理的にも気候的にも 自然に大きな変化が起きる」 なんて書いてあります。

これも他人事だと思って読んだら「へぇそうかい。そりゃ良かったね」でオシマイですが、 自分自身のこととして読めばどういう内容になるか、もうお分かりでしょう。

ただ、こういう「意識が物質に反映されます」的な内容を読んで 「よーし、意識を変容させて退屈な日常生活をハッピーにするぞ!」 なんてやるのは格好のエゴの餌食となるので、 そういうエゴの判断や決めつけが湧き上がってこないか、きちんと観察しましょう。

あと、新しい地の発現方法は9章と10章にある通り。

以上、今回はここまで。

次回からは2章。

次回:第2章一節から二節に続く。

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