前回『ニューアース』との出会い 前編の続き。
『ニューアース』を借りてきた私は、まずは最後らへんのページをめくって、 オチはどんなのだろうと確認してみました。
すると「新しい地はユートピアではない」 などと書かれているではありませんか!
「なんだよこれ意味ねーじゃん!バカじゃねーの!」 と呆れ果ててしまったのですが、とにかく嫌々ながら読み始めました。
しかし、読み始めると、心の奥底で「本当はこうなんじゃないか」と、 たまに浮かんでは消えていった、正にそれらのことが書かれていたのです。
一週間くらいかけて読む予定が、一晩で読み終えてしまいました。
一体なぜ、あれほど『ニューアース』を読むことを 当時の私は拒絶していたのでしょうか。
おそらく、私を支配しているエゴが 「やばい!こんなもの読まれたら、俺の居場所が無くなってしまう!」 と危機感を感じたからではないでしょうか。
『ニューアース』を読んだ後、大きく変わった点は次の3つでした。
まずはこれ。 肉体、人間関係、お金、モノ、出来事… 外部のものは全て、生まれては消えていく「うつろうもの」です。
そんな不安定なものにしがみついていたら、 赤くなったり青くなったり、しまいにはノイローゼになるのは 当然のことなのです。
外部のものに対しては、尊重はするが執着しない、 このスタンスをとるようになりました。(100%ではないけれど)
これはスピリチュアルや啓発云々に関しても同じで、 「あの本を読めば人生変わるだろう」 「あの方法を実践すれば幸せになるだろう」ということも無くなりました。
「青い鳥」と同じく、変化や幸せといったものは、 外部ではなく、もの凄い身近にあるものなのです。
不安定なものに執着したり他人と比較したりするのは、 全部エゴの働きのためです。 日々の生活の中で「エゴに囚われていないか」 頻繁にチェックするようになりました。
「今」に在れば、エゴに囚われることもなくなりますし 過去や未来のことを考えて欲求不満になることもなくなります。 「今に在るかどうか」ということを、日々の生活の中で頻繁にチェックする ようになりました。
そして、今までとは段違いの安らぎが、現在の私にやってきたのです。
新しい意識(new heaven)に目覚めることができれば、 新しい現実(new earth)が顕れてくるのです。
※2021年注:ただし、読んだからといって即安らかになることはない。 その後何度も何度も苦しむ羽目になり、2021年にようやく落ち着いた感じである。
そんな私の意識を変えてくれた『ニューアース』ですが、 一体どんなことが書かれているのでしょうか。
次回からは、内容について、私なりに解説していきます。
解説ニューアース「はじめに」に続く。
※当記事は2013年のものだが、 きちんとした解説を読みたい人は解説『ニューアース』2018 の方がいい。
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