解説まとめ『私は誰か?(Who am I?)』その3

前回の記事:『私は誰か?(Who am I?)』その2

前回から2問ずつ解説、いや解説にもなっていない感想文のような解説を始めておりますが、 この調子だと10回以上書かなきゃいけないのか、どうせ誰も読んでないのに…こんなもの!

などといじけてしまいそうですが、自分自身に対する確認ために書いているので、まあ書いてまいります。

第3問:覚醒の本性は何でしょうか?

本問の回答として「覚醒の本性は、存在—意識—至福である」と書いてあり、 一体何のことやらと思う人が殆どでしょうが、こんなの分からないままで良いです。

理由は前回でも書いている通り、「存在、意識、至福」という覚醒の本性なんてものは、 「頭で到底理解できるものでないから」であり、もし頭で理解できるならば、今頃皆が皆ハッピーになっとるわ。

※この「ハッピー」というのは勝手に移り変わる感情のことで、 こんな移り変わるものも「私ではない」というのは、賢明な読者ならお分かりだろう。

第4問:真我の実現はいつ得られるのでしょうか?

続いて第4問ですが、この質問文について2箇所ほど「ちょっとズレてるかな」という点があるのですが、 ちゃんと気付けたでしょうか?

気付けた人はニューアース等をよく読み込んでいる証拠であります。

この2点はまさにエゴが喜ぶ概念で、頭の中では 「(メソッドを続ければ、時間が経てば、特定の条件を満たせばetc.)『いつか』真我の実現、覚醒を『得る』ことができるんだ!」 と馬鹿なことになること請け合いでございます。

※「いつか」と考えれば死ぬまで「いつか」が続くし、「得る」ものは「失う」ことになる。 こんなものが真我といえるだろうか。いや、いえない。

正直な話をすれば、

あなたは今、既に、覚醒している!

本文の言葉でいうなら

あなたは今、既に「見る者(the seer)」である!

これが真実なのですが、思考で覆い隠されているため、大勢の人は気付いていない、気付けないのであります。

なので当質問に対する回答は、「思考が取り除かれた『とき』、真我は自ずと現れるであろう」という、 本文通りのものとなり、

この「とき」というのは、時間というよりも条件、状態のニュアンスで使っております。

このように、これも最初から言っているように、たとえ覚醒したとしても、 コミュニケーションは相変わらず思考や言葉といった「形」を手段としておこなわなければならない(それしか手段はない)ので、

あまり言葉そのものにはこだわらず、 その背後にあるニュアンスのようなもの、思考や言葉といった形を超えた「何か」を読み取れば良いと思いますで。

では、どうすればそのニュアンスみたいな「何か」を読み取れるようになるかというと、 まずは頭(思考、エゴ)でもって上のような「いつか〜をゲットするんだ!」と馬鹿なことを考え、 その考えによって苦しみ続ければ気付くのであります。

※というか、皆さん文字という記号の羅列を毎日見たり聞いたりして、 赤くなったり青くなったりしてるだろうから、その応用をおこなえば良いだけの話である。

以上、「覚醒してハッピーになりたい!」「覚醒して悩みを全て無くしたい!」 「覚醒して金持ちになりたい!」「覚醒して巨乳の姉ちゃんとイイコトしたい!」などという人達にとっては、 ますます夢(夢という名の欲棒)のない話になってきたけど、今回はここまで。

次回に続く。

次回の記事:『私は誰か?(Who am I?)』その4

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