許容し可能にするとは何か:エイブラハムとの対話解説まとめ後編

解説『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』前編

前回の記事では3章まで解説したので、 今回は4章と5章を解説していきます。

注意:しつこういようだが、これは2012年に書いた記事やで。

Part4:許容し可能にする術

この「許容し可能にする」という分かりにくい語句ですが、 これは他人、外部に対して「許容し可能にする」ことと、 自分自身に対して「許容し可能にする」という、2種類があります。

まず、他人や外部に対して「許容し可能にする」ことについてです。 簡単に言うと、 「他人の価値観、感情、行動は、他人が引き寄せたもので、 自分の経験とは何ら関係ない」 「自分は他人には惑わされず、いつも良い気分で欲するものを望む」 ということです。

なので、他人から「お前には無理」「そんなの不可能だ」と言われても、 それはあくまで、「他人の現実」であり、あなたとは全く関係ないのです。

そんなものに一々振り回されていては、 自分が主人公である「意図的な創造」ができなくなるので、 他人と対立、争うことはせず、他人を許容し可能にしましょう、ということです。

そしてあなたは、ただ自分が望むことに意識を集中させておけばOKなのです。

また、自分の身に病気や不幸な状況が降りかかってきても、 「病気をねじ伏せてやる!!」「不幸に打ち勝ってやる!!」 などと考えず、ジタバタ抵抗するのをやめ、ただ「許容し可能」にして 自分の望むことを良い気分で考えていればよいのです。

次に、自分自身に対して「許容し可能にする」についてですが、 これは、自分自身に対して「望み通りのものを引き寄せていいんだぜ」 と語りかけ、納得させることです。

「〜したい!!でも…」と考えてしまう、「まだかよ!!!」と結果を焦る、 「あいつに比べて俺は…」と他人と比較する、 これらは自分自身を「許容し可能にしていない」状態です。

自分を許容し可能にせず、「流れ」に抵抗していれば、 願望が実現しないだけでなく、望まないことを引き寄せてしまいます。

自分に降りかかる不幸なことは、他人や環境ののせいでなく、 全部自分の「流れに対する抵抗」から創りだされたものなのです。 その辺については、青本の方が詳しいです。

Part5:節目ごとの意図確認

最終章の「節目ごとの意図確認」ですが、 これは生活の節目節目で自分が望むことを宣言し、 その望むことに集中するという実践方法です。

いつ実現するか分からん願望について考えていると、 「本当に実現するんかいな?」と疑いの気持ちが出てきます。

そこで、日々の生活において、節目節目で自分の願望に集中し、 「やっぱ良い気分で望んだことは実現するんだ」 と確認するのが、「節目ごとの意図確認」というわけです。

たとえば車を運転する時、「無事に目的地まで到着することを望む」 と宣言し、 上手く行ったら「自分の意図した通りに創造できた」と確認しましょう。

節目節目でこれを繰り返していると、「良い気分」でいることが かなり容易になっていき、自分が「最終目標」と決めている願望にも ぐ〜んと近づいていく、というわけです。

もし、自分に望まないことが起き、創造の邪魔が入ったら 「これは短時間で終わる。私は思考の流れを見失ったりはしない。 迅速に効率的に対処して、すぐに私がしていたことに戻ろう」 と考え、節目ごとの意図確認をして、気分をリフレッシュさせましょう。

まぁ、朝起きて意図確認、顔を洗って意図確認、外出して意図確認… と、神経症みたいに細かくやらずとも、 やりたい時にやればいいんじゃないかというのが、私の考えです。

まとめ:全ては「良い気分」から

以上、この本に書いてあることをまとめてみると、

ということです。

今まで書いてきたことは、私なりの感想ですので、 あなたが読んだら別のことを思うかもしれません。

でもあなたは私じゃないので、それはそれでOKです。 気になった人は、本を読んでみればよろしいかと思われます。

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