幸せとは思い込み

前回の記事:全て丸投げしよう

今回は7章の幸せについて。 6章と同様、本書内では重要な章なので繰り返し読みましょう。

ただ、読んだだけではNGで実践しないと意味がないのですが、 まずは読まないと始まらないので、読みましょう。

幸せかどうかは思い込み次第

まずこれ。 精神系の本とかによく書いてあることで「本当かよ」と思ってしまうのですが、 自分の経験から本当にそうなのだから仕方ない、というのが私の正直な感想です。

どういうことかというと、「○○が実現すれば幸せになれる!」 「××が無くなれば幸せになれる!」 というのは嘘っぱちで、実現したり無くなったりしても、 あなたは幸せにはならない、ということです。

私なぞは東大入ってもちっとも幸せにはならなかったし、 本書にも「私は権力で思いのままやってきたが、 本当に心から安らいだ日は今までの人生の中で14日くらいだった」という カリフの話が引用されています。

じゃあどうすりゃいいのかというと、

「幸せとは外部からの刺激の”結果”ではない。 幸せとは思い込みであり、外部の環境を創造する”原因”なのだ」

「幸せは心の習慣で、幸せという習慣(行為)は、 外的条件の支配を解き放つことができるんだ」

ということに気付き、何度も「幸せだ」とか「ツイてる」とか思い続けて、 それを思い込みに変えることです。

そうすれば、あなたの周囲の環境もマシになっていくでしょうし、 根拠ゼロでも適当に続けていれば本当に変わってまいります。 (参考記事:実践!魔法の言葉

自分で決めた習慣

そんなわけで、P.96には工場を火事で失ったエジソンや苦学生だった著者の例があり、 P.99からはエルウッド博士 (エルウッドって誰だよ。ブルースブラザースか何か?)のケースが書いてあります。

このエルウッド博士、50年間自分を無能だと思い込み、週に何度か頭痛に悩まされていたそう。

そんな博士が、1ヶ月間下記の3つをやってみようと決心して実践したところ、 何と1週間で頭痛が治ったというではありませんか。

  1. 過去を思い出す時:楽しいことだけ思い出す。
  2. 現在について考える時:感謝していることを考える。
  3. 未来について考える時:身近で実行可能な問題を考える。

私が言いたいのは、「お前らもこれをやれよ」ではなく、 一見実行不可能にみえても、自分で決めて自分でやり続ければ、 1週間程度で何らかの変化があるということです。

なので、この本を参考するも良し、別の本を参考にするも良しなので、 自分で何か簡単なものを一つ決めて、一週間程度はやり続けてみましょう。

自分で考えず鵜呑みにしたり、あれもこれも手を出したのでは、 受験と同じで結果は悲惨なものとなるので、自分の頭で考えてやってください。

成功人間になるための「SUCCESS」に続く。

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