病気が治る人の種類 解説まとめ『快癒力』その3

前回の記事:病気が治らない人

今回で3回目となる解説快癒力。

前回は「まえがき」および「病気が治らない人」について書きました。

今回は、さっさと核心を書いた方が良いという天の声!?がしたので、 どうすれば病気が治るかについて書いてまいります。

何度も書きますが、要点を抽出して好き勝手書いていくので、 キチンと読みたい人はこんなの読まずに本書を買って読んだ方がええで。Amazonで1円やし。

病気が治る人3種

まずは前回の「病気が治らない人」の逆で、病気が治る人3種類について。

長い診療体験を通して、筆者なりに難病が治っていく人の特徴を挙げると以下の3通り。

  1. 病気をあきらめた人。
  2. 病気を忘れた人。
  3. 人のために生きようとする人。

本書には、高感度CPRの値が+6から−2になったとか、 リウマチで変形した骨が治って歩けるようになったとか、 驚きの事例が色々と書かれています。

1の「病気をあきらめた人」は、「もうダメだ死のう」とかそういうのではなく、 「もういい!勝手にしやがれ!これで死ぬなら死ね!」という開き直った人のこと。 (これは私自身の感覚から。ちょっとズレてるかもしれない)

いずれ書こうと思ってまだ書けていないのですが、 「開き直りの力」というのは凄まじいもので、 私がニート脱出して東大に行ったのもブラック企業脱出できたのも、 ひとえに開き直ったから、と言っても過言ではありませんし、

私以外でも開き直りが状況を打開したというケースは、 古今東西、有名無名を問わず枚挙に暇がないのではないでしょうか。

2の「病気を忘れた人」は、文字通り病気の症状を忘れた人。

著者の患者のケースでは、介護で忙しくなったとか孫の世話で忙しくなった等が書かれており、 他にも、強盗に拳銃を突きつけられて「立て!」と言われたら立てなかった人が立ったケースや、 寝たきり老人の介護施設に蛇が侵入してきたら患者が立って逃げ出した等のケースが書かれています。

そういえば、中島らもの『今夜、すべてのバーで』にも、 ベッドから転げ落ちて血まみれになった同室の患者を見たら、 歩行困難なはずの爺さんが驚きのあまり歩行器無しで歩き回ったという話がありました。

ただ、強盗や蛇や血まみれは一過性のものなので、 やっぱり寝食を忘れて熱中できる何かが良いと私は思います。

そして3も、文字通り「人のために生きようとする」人のこと。

P.170あたりにも書かれていますが、エゴが強い人ほど受けるストレスも強大となり、 それがもとで病気になると「何でオレだけこんな目に」となるのですが、

病気によってエゴが薄まると、 人の為にエネルギーを使うようになる人も出てきて、 そういう人たちは病気が回復に向かっていくとのことです。

※本書でいう「他人」とは、つまりは「全体」のことだと私は思うのだが、それはまた別の話。

そして、これが重要なのですが、1〜3どのケースにおいても共通するのは、

「病気に向かっていたエネルギー、病気に向けていた意識が、 病気から離れて他へ向かった、その結果病気が治った」

ということであります。

病気と「いま」の意識

要するに、 「病気というのは自分を苦しめるためにエネルギー(意識)を使った結果できたもの」であり、 問題はエネルギーの配分であるということ(エネルギー総和の大小は人それぞれなので問題なし)。

よって、

「エネルギー(意識)を使って病気になったのだから、 エネルギー(意識)を使って病気を治すこともできる」

「いま、自分を苦しめるために使っているエネルギーを、他のことに向けよ」

「『自分を押し殺して生きるのはやめなさい』というメッセージが病気」

などが本書のメインテーマなのですが、 そう簡単に「はいそうですか」といかないのも分かります。

ただP.166にある通り、運命の分かれ目は「いまここ」であり、 エネルギー配分、意識を「いま」変えなければ、 死ぬまで意識が変わることはない、病気が治ることもありません。

「もう少し症状が軽くなってから」とか「もう少し状況が良くなったら」とか 「本書の内容が理解できたら」とか「悟りを開くことができたら」とか 「1億円手に入れたら」とかではなく、

たとえ病気の症状で苦しんでいても「いま」意識を変えるのです。

いま意識を変えるために、本書には

というようなことが、まとまりなくバラバラ書かれているのですが、

長くなりそうなので今回はここまで。

過去は変えられるに続く。

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