概要と動機:解説『お金持ちになる科学』

今回から『お金持ちになる科学』について解説してまいります。

実は本書については2012年7月に解説記事を書いているのですが、 先日読み返してみるとあまりの酷さにビックリしてしまいました (サイト再編成の際、消しました)

なので改めて本書について書く必要があるのと、 何年か前に読者の方から「もう一度書いて」とリクエストがあったのと、 ニューアース読後に改めて読むと「引き寄せ系」の中で本書が 一番良いんじゃないかという印象を受けた等、複合的な理由から書いてまいります。

今回は解説するフォーマットについてと、 本書が一番良いんじゃないかと思った理由について。

色々なバージョンがある『お金持ちになる科学』

本書は著作権が切れているためか、 色んな出版社から訳書が出ております。

私が持っているのは

の5種類。

何でこんなに持っているのかというと、二束三文で売っていたのでつい買ってしまったという 何とも言えない理由からなのですが、 今回解説に使うのはブラック企業在籍時の2012年1月に買ったDHC版。

何でDHC版なのかというと、やっぱりDHCだけあって翻訳が丁寧で分かりやすいから、 CD音声をずっと聞いていた時期があってDHC版が一番しっくりくるから、であります。 (逆に川島ナントカ訳のものは、いらんことがグチャグチャ書いてあって読みづらいことこの上ない)

※「原文を翻訳しながら解説しろ」という声があるかもしれないが、 The Power of Now, Practicing of The Power of Now, Stillness Speaks, New Earth, Oneness With All Lifeの5冊でもう十分堪能したので今回は勘弁。 気が向いたら翻訳するかも。 ちなみにこれら5冊と本書との間に齟齬がある場合、 もちろん優先させるのはこれらの方である。

なぜ、『お金持ちになる科学』なんだ

次はなぜ私が引き寄せ系の中で本書を一番良いと思ったかについて。

本書は2008年にトンデモ本大賞に選ばれただけあって、 サラッと読むとやっぱりトンデモ本に思えるのですが、 後半に出てくる、

という記述がニューアース的だということ、

また、前回の解説でも書いたように、 「ブラック企業脱出」という願望を抱きながらも毎日ブラック企業で業務をこなしていたら、 他部署の部長とか周りの人の助けがあって本当に脱出できたので、 やっぱり本書の記述には何らかの効果があるのだろうと今でも思えるのが、 本書が一番じゃないかと思った理由です。 (少なくとも、感情に振り回される本よりかは断然良い)

そんなわけで、 7年前の解説とは打って変わり、今回は1章ずつ解説していこうと思うのですが、 章によって寒暖差の激しい、7年前とは毛色の違う解説になりそうです。

以上、今回はここまで。

1章と2章に続く。

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