前回の記事:13章と14章
長かった?当解説も今回で終わり。
今回は最終章の15章と総まとめについて。
本書を通して言えることは、本書の内容を暗記しようとしたり、
ましてやグチャグチャ考えたりせず、
兎にも角にも「まず実践」だということで、
実践の後、また本書を読んで(聴いて)反省するところは反省し、
フィードバックを重ねていけばよいのです。
15章:成功へと導く「富を得る科学」
そういうわけで最終章の15章ですが、内容については
- 競争的な段階ではなく創造的な段階に思考を保つこと。
- 未来についてあれこれ考えず今に集中すること。
- 口にする言葉にも気をつけること。常に進化という視点で話すこと。
- 失望感を受け入れず、「確かな方法」に沿った生活を続けること。
といった、今までのおさらいとなっています。
その中で特筆すべきは、
最後の「一見して失敗に思えることが実は成功につながる」というエピソード。
何が成功で何が失敗かなんて、エゴには全く判断がつかないので、
「今」と調和し今に集中し、「たった今」やるべきことをやっていれば、
成功につながるというわけであります。
まぁ、仮にいつまで経ってもエゴが喜ぶ成功が来ないとしても、
成功しようが失敗しようが結局最後は死ぬだけなので、
「成功」なんて別に来なくてもいいんじゃないでしょうか(無責任)
『お金持ちになる科学』総まとめ
以上で本編の解説は終了ですが、最後にまとめとして各章ごとの要点を書いておきます。
(断じて総括の文章を書くのが面倒になったわけではありません!!1)
こういうのは自分で読んで自分なりにまとめるのが一番なのですが、
参考として載せておきます。
- 1:私が物質的に豊かになりたいと願うのは、全くもって自然なことである。
- 2:富を得るのに環境や才能は関係ない。今、「確かな方法」に則るかどうかだけ。
「確かな方法」に則れば自然と富を得ることになる。
- 3:全ての源である「原物質」が在ることを理解すること。
「原物質」は宇宙全体、もちろん私の身体にも行き渡っていて、
この物質世界は「原物質」が形となって現れた世界であることを自覚すること。
- 4:「宇宙の全ては唯一の原物質から創り出され、
原物質に保持されたあらゆる思考が形となる」という基本原則を心の底から理解することで、
「全ては原物質によって生まれた一時的な形である」という「真実」を保持する「力」を身に付けること。
どんな状況でも望むように考える「力」が身に付く。
- 5:他人との競争や「足りない」「早くしなければ」という焦りなどは、
私の中でさらなる生を望んでいる原物質から創造のパワーを奪う。
「原物質から全てが作られるので供給は無限である」ことを自覚し、
競争的な次元から創造的な次元に移行すること。
- 6:私を通して自身を表現しようとしている原物質と共に、実現したいものの焦点を明確にする。
- 7:全てのものに感謝することで原物質と調和をとること。
本当に必要ないものは消滅するので、全てに感謝をすること。
- 8:「明確に実現するという 『目的』」と、「既に実現したという『信念』」と共に、
望むことを考えること。
- 9:心の居場所は自分の中だけである。意志を使って「解決策」に注意を定める。
- 10:進化とともに消滅していくものに注意を向けないこと。
競争的な次元から創造的な次元に踏み込むこと。
- 11:原物質によって創造されたものを受け取るために、
「今」行動すること。過去は放っておき、未来はその時に対処すれば良い。
- 12:どんな平凡な行動であろうと、効率的な行動をすること。
今と調和することで「全き力」を行動に注ぐこと。
- 13:やりたいことをやること。創造的な段階ではチャンスは無限にある。
- 14:全ての行為、人との関わりにおいて「増加」「進化」の印象を与えること。
- 15:思考を創造的な段階に保つこと。過去や未来ではなく意識を今に向けること。
確かな方法に則っていれば、失敗だと感じることも見せかけのものに過ぎないことが分かる。
以上、今回はここまで。
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