思考のループを断ち切る:感想『ガンガジとの対話』

前回の記事:変化するものしないもの

人生における苦しみの大部分は思考に起因するもので、 頭の中の話をマジに受け止めるからおかしなことになるというのは、 今まで散々書いてきた通り。

今回はその思考についての対話で、 自分の思考に気付く方法の一例等が書かれています。

思考のループを断ち切る

というわけで本編。読みやすい対話だけど長いです。

http://gangaji.jugem.jp/?eid=51

ガンガジ:またいらっしゃいましたね。 さあどうぞ。

参加者:(暗い表情で、肩をすぼめる)

ガンガジ:そのポーズはどのような意味なのですか?

参加者:分からないという意味です。

ガンガジ:それは素晴らしい!分かりたいという願望を捨て去って、 分からないという瞬間にいると、そこに、空間が在ることに気づきますね?

参加者。。。。。

ガンガジ:今この瞬間に、分からないままで居る。これが鍵です。

参加者(無言)

ガンガジ:空間が在りますか?

参加者(うなずく)

ガンガジ:どこにありますか?

参加者:(胸をさしながら)ここです。

ガンガジ:素晴らしいスタートですね。空間が在りますね。

参加者:でも、僕の頭が、空間へ行くことを邪魔しています。

ガンガジ:う〜ん。。。。昨日の会話と同じですね。 (詰め寄って)あなたはどこにも行く必要がありません。どこへ行きたいとおっしゃるのですか?

参加者:でも、痛みがあるのです。

ガンガジ:痛みですね。そうです。具体的になってきましたね。痛みには何も問題がありません。

参加者:それじゃあ、問題は何なのですか???

ガンガジ:それは、私の質問です!!!(笑いながら)一体全体、何が、問題なのでしょうか? (会場爆笑)

参加者:私が欲しいのは、、、

ガンガジ:ええ、何を手に入れたいのでしょう?

参加者:何が欲しいのかさえ分かりません。欲しいものが何なのかを、知りたいです。

ガンガジ:(笑いながら)あなたは、ご自分が何を求めているのか、本当はご存知です。 でも、きっと、それがどのようなものであるのかを知らないのです。 それでは、痛みに戻りましょうね。その痛みとは何なのでしょうか? 痛みと名付けるのをやめましょう。どのあたりにあるのでしょうか?

参加者:(こめかみを指差しながら)頭のこのあたりにあります。単なる感覚です。

ガンガジ:単なる感覚ですか。どのような感覚ですか?

参加者:ぎゅっと、締め付けられるような。。。 

ガンガジ:頭が締め付けられるような感覚ですね。その感覚のどこが問題ですか?

参加者:(苦笑しながら)どこが問題かと聞かれても困ります。とにかく、僕は幸せじゃないんです。

ガンガジ:幸せじゃないことの何が悪いのでしょう?

参加者:(苦笑しながら、)でも、何かを手に入れたいんです!

ガンガジ:何を手に入れたいのでしょう?

参加者:何が欲しいのか、自分でもわかりません。

ガンガジ:(にこにこしながら)分からないのでしたら、分からないままにしておきなさい。 分かろうとするのをやめてごらんなさい。そうすると、そこにあるのは何でしょう?

質問者。。。。。。

ガンガジ:分かろうとするのを止めるというのは、鍵です。 そして、そこから心を開いて、じっとしていてご覧なさい。 実験です。 そこにあるべき何かのことをうかがっているのではありませんよ。 そうあるべきであることも、そうあるべきでないことも、 そうなりたいことも、なりたくないことも、今、一瞬だけ、何もかも全部忘れてしまってごらんなさい。 そうした時、さあ、ここに在るのは、何でしょう?単純に、観察してご覧なさい。 ここに在るのは何でしょう? そのもっと、奥にあるのは何でしょう。そして、そのもっともっと奥にあるのは何でしょう?

そうやって、あなたの知性的な視覚が、 まるで、顕微鏡を使って見ているかのように、どんどん細部へとフォーカスしていってご覧なさい。 ただ単純に見てご覧なさい。 あなたが、「見たい!」とお思いになった途端に、あなたの注意は、 あなたのストーリーへと、舞い戻ってしまいます。 もしあなたのストーリー、そうあるべきだったとか、 そうであるべきではなかったというようなストーリーが過去からやってきたら、 単にそれを脇に置いておけばいいのです。

参加者。。。。

ガンガジ:何を体験なさっておられるのでしょうか? 内側で体験なさっていることをお話ししていただけますか。 (ガンガジ、参加者の手を取りながら)今日の痛みは、この辺にあるのでしたよね。 (ガンガジ、参加者のこめかみをつねる)この前はこちら側。(反対のこめかみもつねる)

参加者:はい。そこ。そこです。(会場爆笑)

ガンガジ:さあ、痛みはみ〜んな、捨ててさしあげましたよ。 あなたがしがみついていた杖を、たった今、粉々にしました。(全員爆笑)

参加者:(暗い表情で)僕も、笑ってごまかして、 幸せであるようなふりをすることもできますけれど、、、

ガンガジ:(大きく手を振りながら)ダメよ!そのようなふりなど、しないでください。

参加者(吹き出す)

ガンガジ:笑ってはいけません!!

参加者(爆笑)

ガンガジ:そのまま不幸せでいてください。 (全員爆笑)

参加者:(少し笑いながら)どちらもやってみましたよ。

ガンガジ:たった今は、いかがでしょう?幸せになろうなんて、やってみないでいただきたいですね。 今ここで、極限まで、思いっきり悲しくなってください。(全員爆笑) そして徹底的に調べていただきたいのです。その奥に何があるのかを。

参加者:(吹き出す)あなたの話し方、僕の方言にだんだん似てきていますよ。

ガンガジ:(笑い) さあ、内側で、何を体験なさっているのでしょう?  もし、考えるのを止めたら、どうなりますか?あなたのハートに、たった今あるのは、なんでしょう?

質問者    。。。。。

このように、長い上に質問者の受け答えが酷すぎて、 読んでいて「うわぁ下らない」「なんだコイツ」などと思えてしまうのですが、

大抵の人間が普段頭の中でやっていることも、 この質問者の対話かそれ以下の、極めて下らない対話なのであります。

そして下らないだけならまだ良いのですが、 その下らない対話を深刻に受け止めた人がノイローゼになったり薬物に逃避したり、 果ては自ら命を断ったりしているのが現代日本という社会の現状です。

ただ気付くだけ

では続き。

ガンガジ:(会場に向かって)皆様、あなたが考えることを止めたなら、 ハートにたった今あるのは何でしょう? それが何であるのかを、考える必要もありません。痛みがあろうが、 雑音があろうが、誰があなたのそばにいようが、全く関係ありません。 それらはすべて、外側で起きていることです。 あなたのハートの核心にあるのは何でしょうか?もうすでにここにあります。 幸せさえ、それとは関係がありません。もっともっと深淵なところです。

質問者:あなたがおっしゃる通りに、悲しいときに、その痛みと一緒にいようとしてみましたが、 僕にはできません。

ガンガジ:その通り!それなら、大成功です。(笑いながら) 悲しみと一緒にいようとするとどうなるのですか? 7時間、心の痛みと一緒にいようとするとどうなりますか?

質問者:一緒にいようとしても、考え始めてしまいます。

ガンガジ:何を考え始めるのでしょうか?

質問者:考えるなとか、そう感じてはダメだとか、ああしろ、こうしろと。 それが僕をとても疲れさせます。

ガンガジ:休息のチャンスですね。 頭の中で、いろいろな説明が起きているあいだ、あなたのハートはいかがでしょう? 

質問者:先日、あなたとお話しした後、僕は頭をほんの少しのあいだ離れ、 ハートに休息することができたと思いました。 でもその後、すぐにまた頭の活動に戻りました。 僕の前にお話をなさった方のように、静かになりたいと思い始めました。

ガンガジ:自分を、罰し始めたのですね。

質問者:僕は、いつもそうなのです。いつの間にか一人でそういうことを始めるのです。

ガンガジ:ご自分を罰することはお一人ではできませんよ。二人いらっしゃらないとできません。 あなたの超エゴが、あなたを叱るのです。

質問者:僕は、あの方のようには愛されていないんです。 僕には恩寵はやってこないのです。僕はそれを受けるに値しないのです。

ガンガジ:(微笑みながら)あなたは愛されています。どれほど愛されていることか。

質問者:僕はだめなんです。

ガンガジ:私たちは皆、なにもかも受け入れられています。 

質問者:僕はもう疲れました。他の誰かのようになることにも疲れ果てました。

ガンガジ:ですから?

質問者(分からないというポーズ)

ガンガジ:ご自分を責めるのをお止めになることはできますか?実験的に。

質問者:どうやって自分を責めることを止められるのですか?

ガンガジ:あなたの頭の中で、僕には価値がない、という考えが始まった時、 それに気づくことができますか? そして、その声に気づいたら、ハッ! と、息を大きく吐き出すのです。

質問者(吹き出す)

ガンガジ:そうです。そのようにするのです。シンプルでしょう?

質問者(うなずく)

ガンガジ:宝くじは、お買いになったことがありますか?

質問者。。。はい。

ガンガジ:当たったらどうなさいますか?

質問者:エッ?????そんなものいりません。僕は何も欲しくないんです。

ガンガジ:そうでしょうか?あなたは嘘をついておられますね。 もしあなたが何も欲しくないのなら、あなたは、全く幸せなはずです。

質問者:欲しいのかもしれませんが、、

ガンガジ:(爆笑)ほらね。本当のことをおっしゃらなければいけません。 本当のことを言うのは大変重要です。 さあ、宝くじに当たって、最高にお金持ちになったとしたらどうなさいますか? 僕にはもらう価値がないとおっしゃるでしょうか? 僕は、傲慢だから、僕は、あの誰かのようじゃないから、僕はつまらないやつだから、 僕には価値がないから、といってそれは受け取れない、とおっしゃいますか? おっしゃらないでしょう?

質問者(うなずく)

ガンガジ:同じです。だから、ただ、止めるのです。マインドの罠です。 あなたの超エゴが、あなたを罰そうとするのです。神や、グルのまねをして。

参加者(うなずく)

ガンガジ:あなたに価値があろうがなかろうが、問題ではありません。恩寵の性質なのです。 あなたに価値があろうがなかろうが、それはやってきます。 あなたが、善人であろうが悪人であろうが、あなたが傲慢であろうが、ひどく卑屈であろうが、 関係ありません。そのようなものよりも、もっと深淵です。 ですから、それがやってくることに、まかせることはできますか?

質問者:やってみますが、、でも、、、、、

ガンガジ:やってみる邪魔をするのは、あなたを罰する声でしょう?

質問者(うなずく)

ガンガジ:それならば、ハッ!さきほどやってみましたよ。これが答えです。 ここで練習してご覧になりますか?こんなふうになさるのですよ。 『僕なんかに、受け取る価値がない、、、、』ハッ! さあ、私の前でやってみて。

質問者:ハッ!(全員爆笑)

ガンガジ:皆さんも、ごいっしょにどうぞ。合唱です。 さあ、息を吐いて、

全員:ハーッ! (笑い)

質問者(暗い表情で肩をすくめる)

ガンガジ:どうなさったの?

質問者:でもやっぱり、何かがひっかかっていて、、、、、、

ガンガジ:ハッ!

質問者:ハッ!(会場爆笑)

質問者:でもやっぱり何かが、、、、、、

ガンガジ:ハッ!

質問者:ハッ!

ガンガジ(笑いながら)さあ、今日の午後、ずっとやってみてくださいね。 あなたが何回 ハッ!っとおっしゃるか。

質問者(無言でガンガジをじっと見つめる)

ガンガジ:どうなさったの? な〜に?

質問者。。。。。。。ハッ!(会場大爆笑)

ガンガジ:(笑い転げながら)その調子!その調子! これからの人生をずっとそうやって過ごすようにと申し上げているわけではないのですよ。 ただ、実験的にやっていただきたいのです。 なぜかと申しますとね、あなたの中で、とっても固く、絡まってしまっている何かがあるのです。

質問者:ずっと絡まりをほどこうとしてきましたが、、、、、、

ガンガジ:ハッ!

質問者:ハッ!

ガンガジ:(笑いながら)ご覧なさい。 ハッ!を数回やっただけで、もうとっても軽くなっているでしょう?

質問者(うなずく)

ガンガジ:それでは、後から必ずご報告をお願いしますね。どうもありがとうございます。 ここに出ていらして、皆様の前にあなたをさらけ出してくださり、ありがとうございます。 これは、あなただけではありません。どなたにも、共通しています。

自分を責めるよう、私たちは訓練されてきました。 良くなりたいと思うのは、当然ですから、自分を責めるのです。 そして、あるとき、どういう理由か知る由もなく、突然どこからか恩寵が舞い降ります。 それなのに、またご自分を責める。『私は、だめなやつだ。価値がない』とね。

そのようなときに、、、、ハッ!です。 『だけれど、やっぱり私には、、、、、、』と始まったら、すぐに、ハッ! ご自分でなさるのですよ。私が気づいて、して差し上げるのではありません。 ハッ!神聖な言葉です。秘密の言葉です。声に出す必要はありません。 心の内側でやってみてご覧なさい。

思考が現れたら、それに気づく方法です。単に気づくだけです。 気づいて、何かをするのではありません。気づいて、その思考と喧嘩をするのではありません。 さあ、おわかりになりましたね。

というわけで、

というお話でした。

達磨大師が「お前の悩みを解決してやるから、悩みをここに出してみなさい」 と弟子に言った逸話と同様に、 頭の中で自分を責める神や教師やマスターなんていうものは、 自分で理想化してデッチ上げたインチキということだと私は思いました。 (頭の中だけでなく、現実でも教師やマスターなんてなんぼのもんじゃいと思うが)

まぁ、こんな文章読んでも意味がなく、 対話中に書かれている通り実際にやらないと何も分からないので実践して頂戴。 アホみたいな方法にみえるけど効果はあるで。

以上、今回はここまで。

悟りの障害となるものに続く。

生きる上で大変ためになる記事一例

引き寄せに関する大変素晴らしい記事一例

...